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害虫を食べるコウモリ

  大久保間歩入り口から30〜50メートル付近には、白っぽいチリチリしたようなものが沢山落ちているのが目に付きます。これは、坑道の中に住んでいるキクガシラコウモリの餌になったプライヤキリバという蛾の翅(はね)で、コウモリがこの蛾を食べたあと、養分のない翅の部分だけを口から吐き出した残骸です。

キクガシラコウモリ

 

 このプライヤキリバは非常に変わった生活史を持つ蛾で、春先になると洞窟から飛び出し、アラカシ、コナラ、クヌギなどに産卵。新芽が出ると卵が孵化し幼虫となり、周辺の新芽を食い尽くしながら成長し、夏には成虫となって再び洞窟の中に帰っていきます。

プライヤキリバという蛾

 

 洞窟の中ではもっぱら「夏眠」をむさぼり、一部はそのまま「冬眠」し、成虫期の大部分を寝て暮らし、春になると洞窟の外に飛び出すという、何とも羨ましいような生活史を示します。

 このプライヤキリバにとって洞窟の中がもっとも安全な場所だと考えたとすれば大間違い、その大部分はキクガシラコウモリの餌になってしまうのです。この季節になると、そろそろ新しく羽化したプライヤキリバが洞窟に入ってきます。

プライヤキリバには気の毒ですが、キクガシラコウモリは私たち人間にとって害虫を退治してくれる貴重な益獣なのです(O)。

| ガイドつれづれ日誌 | 07:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
ワンコインガイドの「お声がけ」

 「石見銀山ガイドの会」では、ご依頼のあった団体ツ

ァーの他に、個人でお越しのお客さまには、ワンコイン

ガイドをお勧めしています。

 銀山公園横のガイド事務所の前と、代官所跡前広場の

駐車場の2ヶ所で、会員が毎日交代でお客さまにお声が

けしています。

 

    銀山公園のガイド事務所(右端)

 

  待機しているガイド(代官所跡前広場の横)

 

「ガイドと一緒に歩かれませんか?」

「一目見ただけでは、その価値と魅力が伝わりにくいと

言われている世界遺産です。」

「ご質問をお受けしながら歩きます。」

「ガイドと歩くのが一番と、NHKテレビや新聞で紹介

されています。ガイドをご利用されませんか?」

 

 などなど、ガイドによって、お声がけする内容はそれ

ぞれ違いますが、ガイドと歩く楽しさ・満足度をアピー

ルしています。

 

 

    代官所跡前広場の駐車場の様子 

 

 筆者もワンコインガイドがスタートした3年前から、

日々お声がけしてきました。

 そして、今、感じているのは、ガイドと歩く必要性や

楽しさを「ことば」としてお伝えしても、初めて来られ

たお客さまには、それがガイドと歩く決め手とは、なっ

ていないのではないかと言うことです。

 

「あっ!このガイドさんと歩いてみたい。このガイドさ

んと歩いたら楽しそうだ。」そんな第一印象、インスプ

レーションから、ガイドをご利用頂いているのではない

かと思えるのです。

 

 遠くは北海道から、沖縄から、或いは海外から石見銀

山を選択して下さったお客さまに、感謝の気持ちを込め

た笑顔で接することが、「ことば」よりも何よりも大切

だと感じるのです。

 

 多くのお客さまは、楽しい旅と、未知の地への知的満

足を求めておられると思います。

 筆者はなかなか出来ませんが、気持ちを込めた最高の

おもてなしで、お客さまに「お声がけ」したいものです。

                    (T)

 

 

 

 

 

| ガイドつれづれ日誌 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
7月2日は市民会館に集まろう!

熊がはいだのか?

大田市農林課と大森駐在所にお願いしてみていただきました。

熊がはいだものではないということです。

ただし、この写真の右上あたりには子熊らしきものが木に登った形跡があるということでしたので、注意は必要かと思います。

(◎28日再度見てもらった結果、熊とは関係ないという事になりました。まずは、よかったです)

 

さて、本題です。

7月2日は、世界遺産登録10周年の1年前のプレイベントが行われます。

 

 

午前は、シンポジウム。

夜は、盛り上がっちゃおうライブ。

市民会館前では、屋台村も開設されます。

無料でのおもてなしです。(飲料は有料)

大田市民が、みんな集まって、ワイワイガヤガヤ、にぎやかに、世界遺産登録10周年の話で盛り上がればいいと思います。

「石見銀山遺跡とその文化的景観は、『日本の誇りです』」と県外からのお客様が言ってくださっています。

昨日の当欄で紹介している、NHKのど自慢でも、ガイドの坪内さんが「石見銀山は来年世界遺産登録10周年を迎えます」というと、会場から大きな拍手が起こっていました。

私たち大田市民が、もっともっと、この世界遺産に誇りを持って、アピールし、伝えていくことが大事だと思えてなりません。

市民みんなで、世界遺産登録10周年を大いに盛り上げていきたいものだと思います。(A)

| ガイドつれづれ日誌 | 05:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
坪内さんがNHKのど自慢に出演!

びっくりしましたぁ!!

 

 さて筆者、ガイドの会へ向かって走行中のできごとでした。川本町でNHKのど自慢大会があることは知っていましたから。最近目が悪くなったせいか最初はっきり確認ができませんでした。すぐにガイドの坪内さんと分かりました。坪内さんの許可をいただきましたので記事を書かせていただきました。

 大月みやこさんの歌が大好きで持ち歌として歌っているということです。筆者も歌うことは好きですが上手く歌えません。とても情感豊かに「ひとり越前〜明日への旅〜」 大月みやこさんの前で堂々の歌いぶりでした。聞くところ予選会では上手に歌えたのに、本番ではどうされたんですか「緊張していたようだ」とNHKスタッフ弁、勿論本人も気になっていたようです。予選会から250組が出場、本戦出場20組の戦いであったと。選ばれる実力こそすごいな。

いい顔しているな。

 

しかも、予想外(?) シナリオ通りかも、こんなシーンありましたよね。ガイドの会のPRはもとより石見銀山のPR、なんと来年石見銀山世界遺産登録10周年のPRまでしちゃいました。全国放送ですよ。小田切アナウンサー、NHKのスタッフの皆さんに感謝・感謝です。(裏話ですが、三鈴さんの思い入れが小田切アナの心を動かしました。)  話題に約1分も。よく時間内に収めましたね。さらに大月さんのコメントも印象的でした。

 

三鈴さん、大月さんのコメントに・・・・満足

 

いつかは、のど自慢に出ようと思っている方、予選会、本戦出場へは相応の覚悟がいるやとも伺いました。余談ですが、ガイドの会からはもう一人挑戦された方がいらっしゃいました。名前は敢えて言いません。あらためてガイドの会の巧者ぶり感心しきりでした。ありがとう三鈴さん!! (S)

 

| ガイドつれづれ日誌 | 06:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
安全な世界遺産

◎坪内さんがNHKのど自慢に出演!

今日(26日)、NHKのど自慢に、ガイドの会の坪内三鈴さんが出演します。

ゲストの大月みやこさんの歌を歌い、世界遺産登録10周年もアピールしたいとはりきっています。

応援してあげてください。

会場は、川本町で、生放送で行われます。(12時15分〜13時)

 

先日、あるお客様が、「ここは、世界遺産の中に、危険とか注意とか書いてあるところが多いですね。これでいいんですか?」と言われました。来訪者に、安全に過ごしてもらえるようにすることも世界遺産の務めではないかというわけです。

「石見銀山遺跡とその文化的景観」は、自然との共生も登録理由になっただけあって、自然いっぱいです。それだけに、「危険」もはらんでいます。落石、マムシ、蜂、サル、イノシシ等々注意しないといけないことがたくさんあります。

イノシシのために龍源寺間歩付近の路肩が壊れています。

 

佐毘売山神社付近の杉の木の皮がはがれています。

熊がはいだのか気になるところです。

熊の爪跡か?と気になります。

熊やイノシシは、対策といっても、妙案は浮かびません。

注意するしかありません。

 

以前、雨のため、大久保間歩に向かう遊歩道に砂利が流れ込みました。

6月23日〜24日にかなり強い雨が降り、気になりました。

6月25日、遊歩道に砂利は流れ込んでいません。

遊歩道に砂利が流れ込まないように、道路に土嚢をおいて水の流れを変えたお陰です。これは、世界遺産センターのみなさんがしてくださいました。

お客様の安全のために知恵を絞り、労力をいとわないことが大切だと思います。(A)

| ガイドつれづれ日誌 | 06:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
写真展始まる

石見銀山ガイドの会の「第5回ガイドが撮った石見銀山写真展」が大森の町並みで始まりました。

はやいもので、もう5回目です。

これまでの写真展に展示された写真が、7月2日の「世界遺産登録10周年1年前イベント」でも展示される予定です。

年々「レベルが上がっている」とお褒め頂くこともありますが、今年も、会員の想いのこもった写真が展示されていますのでご覧いただきたいです。

会場に、感想ノートをおいていますが、そこに書き込まれているお客様の感想の一部を紹介します。

 

6月9日

自分の生まれ育った島根にこんな素敵な場所があるなんてとても感激しました。時代の流れが止まったかのようなこの街は、きっと、いつまでも変わらぬような気がします。”また来たい” 心の底から想う。そんな場所です。

 

6月11日

初めて来ました。ガイドの会のみなさんを始め、みなさんめちゃめちゃ親切。心が癒されました。世界遺産石見銀山、日本の誇りです。

 

6月19日

北海道から車で来ました!

日本一周中です!

あいにくの雨ですが素敵な写真が見れて良かったです。

 

6月19日

熊谷市から来ました。

カップルです。

都道府県のくじをひいてきました。来てよかったです。

サイコーです。

 

嬉しい感想をありがとうございました。(A)

 

 

| ガイドつれづれ日誌 | 01:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヘルスツーリズムPR取材・話題あれこれ

  梅雨前線の停滞で、昨日は広島県を中心に大雨に見舞われました。また九州地方でも集中豪雨、時間雨量100mmを越える雨で被害もでています。被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

 

さて、ガイドの会では世界遺産登録10周年事業に関連した取材が行われました。このような動きに市民の皆さんや石見銀山に訪れるお客様に積極的に知ってもらうひとつのきっかけづくりの意味もあります。当会のブログで話題提供に努めています。ぜひアクセスしてほしいです。

ヘルスツーリズム事業取材の様子

 

  筆者は6月は非常に多忙でガイドの会に出かける機会も少なく恐縮しています。仲間に支えられ業務処理が行われとても感謝しています。会は役員さんと会員で支えられています。毎月定例会が開催されていて、色々な決めごと、伝達指示が会長から示されます。役員は、事務所当番や、担当分野が決められ日常業務を処理されるなど会の運営が支えられています。もちろん会員の皆さんの協力があってこそ成り立っているのです。

定例会の様子

 

梅雨が明ければ厳しい暑さが待っています。暑さにめげず頑張る仲間の健康を気遣い「石見銀山の魅力発信」に努めたいと願うばかりです。(S)

| ガイドつれづれ日誌 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
10周年記念健康ウォーク広報取材

 ガイドの会では、来年度の世界遺産登録10周年記念事業として『石見銀山街道健康ウォーク』の準備を進めています。大田市報と銀山テレビで宣伝していただけるということで、22日、7・8月の龍源寺間歩コースの新切間歩でのクナイプ(川や海などの水冷浴で体温を下げ疲れを低下させる効果あり)と龍源寺間歩での坑道療法(真っ暗な坑道内を螺灯の明かりだけで歩き、マットを敷いて静かに寝てリラックスする非日常体験)の様子を取材していただきました。

 

  新切間歩前の銀山川でクナイプ 気持ちいい〜   

 

  江戸時代の唯一の明かり 螺灯

 

 今日の取材も生かした健康ウォークの広報が7月13日から銀山テレビで放送されます。

  7月、8月と、モニターウォークを実施しますので、ぜひ参加して体験してみてください。

 詳しくはガイドの会(0854-89ー0120)までお問い合わせください。 

                         (M)

| ガイドつれづれ日誌 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
山歩きの危険

 先日、大久保間歩ツァーで仙ノ山(銀山)の本谷コー

スをご案内しました。

 ご参加頂いた中に、高齢の男性のお客さまがおられ、

突然、大久保間歩前の管理棟で気分が悪くなられ、横に

寝込まれました。

 

 管理棟で救急車の手配をして頂き、市立病院まで送っ

て頂きましたが、幸い大事に至らないで、病院で治療後、

元気に帰られました。

 

 登り始めてから、大久保間歩管理棟までの標高差、約

80mを凡そ30分程度でご案内しています。
 途中、銀山各所の説明をしながら、4回程度小休憩を挟

んでご案内していますが、稀にこのようなことが起こりま

す。

 

 自分は元気だと思われても、昨夜よく眠れなかったり、

体調が悪かったりすると、急坂の山道を登りますので、

胸が苦しくなって登れなくなる場合があるのです。

 

 

 石見銀山ガイドとしても「安全第一」でご案内してお

りますが、ごく普通に歩かれるお客さまの体調までは分

かりません。

 少しでも不安だなぁ〜と思われたら、機会を改めてご

参加頂きたいと思っています。

 

 筆者は、この本谷コースは、石見銀山の中で一番ご案

内したい、「これぞ世界遺産!」と感じて頂けるコース

であると思っています。

 

 筆者がガイドとして、本谷コースをご案内させて頂く

ようになって、初めて「山歩きの危険」を身近で感じた

ことなので、当欄にご紹介させて頂きました。 (T)

 

 

 (戯言をひとこと)

    ご存知の「カタツムリ」です。

 

 本谷コースでよく見かけます。

 このカタツムリのメスが二匹のオスに、それぞれの態

度をとりました。

 一匹のオスには、カタ(メ)ツムリ→ウインク(求愛)

 もう一匹のオスには、デンデンムシ(無視)

 

 どうしようもない「ダジャレ」でした。(^^)/

 

 

  

 

| ガイドつれづれ日誌 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
研修は楽しい

15日は「ガイドの会」の6月定例会でした。

定例会の前半は、毎回研修です。

最近は、会員が講師になって研修をしていますが、72人の会員は、それぞれ個性的で経験も豊かななので、毎回面白くて勉強になります。

今回の講師の小沢さんは、元大学教授。

石見銀山に関係の深い「牛と馬」についての話でした。

昔の牛や馬は、今よりも小さかったこと。

牛と馬では蹄の形が違っていて、坂道には牛が強かったこと。

農家では馬よりも牛の保有数の方が圧倒的に多かったことなどなど興味深い話が多く、勉強になりました。

大森の町の中に蹄鉄を飾ってある家があると聞いて早速行ってみました。城上神社付近の家の玄関の上にありました。

この蹄鉄をみると、体の小さなことが分かりました。

いろんな切り口で「石見銀山」について勉強できるのは、「石見銀山ガイドの会」ならではと思いました。(A)

 

 

| ガイドつれづれ日誌 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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