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阿部光格日記〜7月〜 お中元
銀山附役人阿部光格さんの天保3年(1832年)の日記から。
7月は、お盆。14日と15日は銀山もお休みでした。
お盆を前にして、阿部家でも中元のやり取りが行われています。
同僚の野沢氏からアワビをもらい、大アワビ5つをお返ししています。
素麺や干饂飩、生鮎、肴などをもらい、肴や初瓜などを贈っています。
龍昌寺、栄泉寺など9寺に、合計銀8匁2分を贈っています。
お寺によって金額が違っていて、一番多いのは龍昌寺、次が向かいにある栄泉寺、阿部家のお墓のある西性寺は3番目というのも興味深いです。

お中元をもってたくさんの人が行き来した阿部家付近の町並み。

中元というので、上元、下元があるのかと思って調べて見たらありました。
道教の教えで三元というのだそうです。
神様から福を与えてもらう上元(1月15日)
神様から罪を赦してもらう中元(7月15日)
神様に厄を払ってもらう下元(10月15日)
現在では、仏教の盂蘭盆会とも重なって、中元にお世話になった人に贈り物をするようになっているということです。
それにしても、光格さんたち武士のお付き合いというのもなかなか大変です。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 06:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
緑色のカタツムリ?
7月27日、ガイドの途中で見かけました。

黄緑色をしたカタツムリです。
しばらく見ていました。

体を出してきました。
女の子とお母さんと3人で見ていました。
「どうして緑なのかなあ?」
「葉っぱを食べすぎたからかな?」
「緑色の絵の具を飲み込んだのかも」
などなどしゃべっていました。

緑色のカタツムリなんて初めて見ました。

葉っぱの上をゆっくり歩いていました。

これは何なのか?
何故緑色なのか?
例によって、当欄の読者の皆様に教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 06:26 | comments(1) | trackbacks(0) |
9代奉行末裔のお客さま
 28日(火)の昨日、ご案内したワンコインガイドの
中に、江戸時代の9代銀山奉行・永田作太夫重時の末裔
と言われるお客様がいらっしゃいました。

 その方は、大久保間歩ツァーをご希望でしたが、あい
にく、当日は公開されていなかったので、龍源寺間歩コ
ースで、ご案内させて頂きました。



 熱心で明るい、千葉からお越しのご夫婦でした。
 東京都内にある永田作太夫奉行のお墓を、今も管理さ
れているとのことでした。

 奉行・代官についての話題で盛り上がり、59人の奉
行・代官が載っている一覧表をお渡ししたところ、「オ
〜〜! 私のご先祖です。この奉行です!」と、感動し
ておられました。

 9代の永田作太夫は、寛文から延宝年間の5年間、知行
高800石取りの、石見銀山奉行として在籍し、佐毘売
山神社の社殿の修復にも尽力を注ぎました。
 

 石見銀山資料館(59人の奉行・代官が勤めた代官所跡)
 その後、お客さまは、街並みの石見銀山資料館にも行
かれたようです。

 今までガイドした中で、奉行・代官の末裔のお客様は、
初めての経験でした。
 普通の伝えるガイドをしただけでしたが、お客様の笑
顔と感動された気持ちが伝わってくると、本当に嬉しく
なります。

 お客様の笑顔と感動は、石見銀山ガイドの大きな喜び
です。
 千葉からお越しのお客さま、また、大久保間歩ツァー
でお会いできる日を楽しみにしています。 (T)

 
| ガイドつれづれ日誌 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
豊栄神社試掘調査
豊栄神社の修復に向けて、現在試掘調査が行われています。
現在の調査の目的は、神社創建時の地面を確定することだということです。

試掘で出てきた明治期の地面。

昭和18年の大水害で流された玉垣や灯籠なども出土していました。

こんな大きな灯籠も。
水害による被害の大きさを偲ばせます。

試掘調査を踏まえて、今後、どのように修復していくか検討されるということです。
どのような形で修復されるのか楽しみです。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
連日の暑さに悲鳴も聞こえそう!!
35度超える暑さでお客様から悲鳴が聞こえてきそうだ。
昨日、今日と雲ひとつない夏らしい天気、しかも寒暖計
もこの暑さに悲鳴を上げそうだ。もっと冷やしてーと。

でも子どもたちはとても元気だ。夏休みを利用した家族
連れの多い石見銀山。土曜日には広島からの子供たち。
おじさんとの会話にも応えてくれて心が和みます。
特に笑顔がいいねぇ。アイスクリームも美味しそう。
夏休みに入って、暑さにも負けじと石見銀山へ来てくれ
た。
ありがとね。石見銀山はどうだったかな。

笑顔が素敵な子供たち。写真掲載は許可いただきました。

この暑さの中、ガイドの会は会員の親睦と鋭気を養うた
め25日夕方には、市内で納涼会を開催しました。約50名
が参加。暑さを吹き飛ばすべく、大いに笑いましたね。

最後に、熱い太陽さんに感謝し私の住む鳥井港の夕日の
沈む直前の海を楽しんでほしいです。(S)



 
| ガイドつれづれ日誌 | 05:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
渡辺家公開再開
銀山町の渡辺家がゴールデンウィークに無料休憩所として公開され、たくさんの来訪者がありました。
7月25日から11月29日までの土曜日、日曜日(9月は21日〜23日も)に、無料休憩所として公開されることになりました。

公開が再開された渡辺家住宅。

渡辺家の土間の竈(かまど)。
この公開には、石見銀山ガイドの会も案内などで協力しています。
銀山地区に現存する唯一の武家屋敷のたたずまいを多くのみなさんにご覧いただきたいと思います。
| ガイドおすすめのスポット | 06:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
キムチの3回忌

今日7月25日は、キムチの3回忌です。
群言堂の看板猫でした。
在りし日のキムチをしのんで。

町の総理大臣の貫録を備えてもいました。

クリスマスは素敵な部屋で。

暑い夏は、水がおいしい。

檻ではではありません。キムチの居場所でした。
毎月模様替えもしてもらっていました。

最晩年のころ。動きもゆるやかになっていました。

筆者が見かけた最後のキムチ。
2013年7月18日。
この1週間後に遺体が発見されました。
たくさんの人に愛されたキムチのように、たくさんの人に愛されるガイドの会でありたいと思います。(A)
 
| ガイドつれづれ日誌 | 06:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
ガイドの小部屋
島根日日新聞に毎月2回、「石見銀山 ガイドの小部屋」という記事が掲載されています。
石見銀山ガイドの会の会員が、寄稿しています。
7月17日に掲載された小沢忍さんの「人に優しい鉱山」を紹介します。

石見銀山が世界遺産に登録された時のキーワードは、「環境に優しい鉱山」でした。石見銀山の歴史には、他にも誇るべきことが数々あります。
まず、戦国時代の銀山争奪戦では、銀山本体を戦場にすることを避けたようです。勝つためには手段を選ばず、破壊と殺りくを繰り返す現代の戦争にはない戦いの作法というものがあったのですね。また、最盛期には銀山百ケ寺と言われたほどのお寺で賑わっていました。当時のお寺は、信仰の対象としてだけでなく、住民の文化・福祉・教育活動などの拠り所になっていたのです。
さらに特筆すべきことは、銀山で働く人々には、強制労働はなかったことです。それだけではなく、労働者の賃金は相当高額だったようです。また、今でいえば児童手当、手厚い労災補償のほか、さまざまな公害対策が講じられていました。
石見銀山は、人類の平和と福祉をうたうユネスコの精神にふさわしい「人に優しい鉱山」だったのです。

「石見銀山」について、定期的に情報発信できるスペースを頂いていることをうれしくありがたく思います。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「漬けもの」を漬けよう
いきなり私事で申し訳ないのですが、筆者は、好きな食べ物は?と聞かれると、いつも「漬物と鮨」と答えています。
漬物さえあれば、ご飯をおいしく食べられ、お酒もおいしく飲むことができます。

熊谷家住宅の素敵な企画です。
熊谷家住宅では、「くらしの学校 石見銀山分校」を開いています。
その中の、「熊谷家の『むかし家事教室』」で、漬物作りを教えてもらえます。
日時 7月29日(水) 13時〜16時
所  熊谷家住宅
参加費  2000円(材料費・おやつ代含む
問い合わせ・申し込み  
0854−89−9003(熊谷家住宅)

手作りの漬物で、おいしいご飯とおいしいお酒もいいのではないでしょうか。(A)
| ガイドおすすめのスポット | 06:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
冬虫夏草
 大田市の山野を歩いていると、不思議な生き物に出会
います。
「冬虫夏草」という名の生き物です。
 冬虫夏草の名前だけ聞くと植物を連想しますが、実は
植物ではなく、生物学上は菌類となっています。

 石見銀山エリアより、やや外れますが、市内の山を歩
いて、初めて出会った生き物なのでご紹介しました。

 気持ち悪いと思わないで下さい。
 恐るべきパワーの秘密が隠されている生物です。
 


 カメムシに寄生した、「カメムシタケ」と名が付いて
いるキノコ(ロープのような部分)の一種です。


  拡大してみると、背中にハートの印が付いている
 「ハートカメムシ」に寄生していました。
 
 これが通称、「冬虫夏草」と呼ばれている菌類の仲間
でキノコです。

 昆虫などの体に寄生して育つキノコの仲間で、普通は
冬に土中で虫の幼虫等に寄生し、その栄養分を採って育
ち、夏になると地上に発芽します。
 写真のように、成虫に直接、寄生する冬虫夏草もあり
ます。

 天然の冬虫夏草を取り入れた漢方薬は、さまざまな効
果・効能があり、疲労回復や精力減退、生活習慣病や運
動能力低下等に、絶大な効果があると言われています。 
                     (T)









 

 
| ガイドつれづれ日誌 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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