「三保の松原」の苦悩
2014.06.30 Monday
5月下旬、静岡市の方が「石見銀山」に視察においでになりました。「三保の松原」をどのように保全していくか、考えないといけないということでした。
その後テレビ番組で、世界遺産登録後、三保の松原の松が枯れだしているというニュースを見ました。
概略次のような内容でした。
観光バスが松原の松の根の上を走るためではないかと言われ、従来の観光バスの駐車場から離れたところに新しい駐車場がつくられました。
新駐車場と三保の松原の往復に徒歩で約40分かかると言います。
多くのツアーでは、三保の松原での滞在時間は45分程度ということから、降車は新駐車場でして、乗車は旧駐車場を使うところが増えたと言います。
それでは、問題の解決にならないので、旧駐車場の使用を禁止という方向を出すと、ツアーを企画する会社は、それなら三保の松原はコースに入れないということにするといいます。
そうなると、地元の観光で生計を立てておられるみなさんには大きな影響が出ます。
世界遺産登録の理由となった松原の景観の保全と観光業の振興との両立をどう解決していくのか、地元は苦悩している。
「石見銀山」では、この呼びかけに多くの観光客のみなさんがこたえて、徒歩や自転車などで観光してくださっていることは、本当にありがたいことです。(A)
その後テレビ番組で、世界遺産登録後、三保の松原の松が枯れだしているというニュースを見ました。
概略次のような内容でした。
観光バスが松原の松の根の上を走るためではないかと言われ、従来の観光バスの駐車場から離れたところに新しい駐車場がつくられました。
新駐車場と三保の松原の往復に徒歩で約40分かかると言います。
多くのツアーでは、三保の松原での滞在時間は45分程度ということから、降車は新駐車場でして、乗車は旧駐車場を使うところが増えたと言います。
それでは、問題の解決にならないので、旧駐車場の使用を禁止という方向を出すと、ツアーを企画する会社は、それなら三保の松原はコースに入れないということにするといいます。
そうなると、地元の観光で生計を立てておられるみなさんには大きな影響が出ます。
世界遺産登録の理由となった松原の景観の保全と観光業の振興との両立をどう解決していくのか、地元は苦悩している。
「石見銀山」では、この呼びかけに多くの観光客のみなさんがこたえて、徒歩や自転車などで観光してくださっていることは、本当にありがたいことです。(A)