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「三保の松原」の苦悩
5月下旬、静岡市の方が「石見銀山」に視察においでになりました。「三保の松原」をどのように保全していくか、考えないといけないということでした。

その後テレビ番組で、世界遺産登録後、三保の松原の松が枯れだしているというニュースを見ました。
概略次のような内容でした。

観光バスが松原の松の根の上を走るためではないかと言われ、従来の観光バスの駐車場から離れたところに新しい駐車場がつくられました。
新駐車場と三保の松原の往復に徒歩で約40分かかると言います。
多くのツアーでは、三保の松原での滞在時間は45分程度ということから、降車は新駐車場でして、乗車は旧駐車場を使うところが増えたと言います。
それでは、問題の解決にならないので、旧駐車場の使用を禁止という方向を出すと、ツアーを企画する会社は、それなら三保の松原はコースに入れないということにするといいます。
そうなると、地元の観光で生計を立てておられるみなさんには大きな影響が出ます。
世界遺産登録の理由となった松原の景観の保全と観光業の振興との両立をどう解決していくのか、地元は苦悩している。


「石見銀山」では、この呼びかけに多くの観光客のみなさんがこたえて、徒歩や自転車などで観光してくださっていることは、本当にありがたいことです。(A)
 
| ガイドつれづれ日誌 | 23:18 | comments(1) | trackbacks(0) |
石見銀山ガイド養成講座募集しています。「あなたの特技生かしてみませんか」
あなたも「石見銀山」でガイドしませんか。
平成26年度石見銀山ガイド養成講座がまもなく開催
されます。「ガイドやってみたいな」と考えている方、
ガイドの会に一報ください。
  期   間・・・7月8日(火)〜11月30日(日)まで
         の期間で行われます。
  募 集 定 員・・・20名です。
  受 講 料・・・2000円です。
  受 講 条 件・・・ガイド養成講座に原則として毎回出席
         し、講座終了後石見銀山ガイドとし
         て活躍する意欲のある方としていま
         す。
      年        齢・・・問いません。
      問い合わせ・申込先  石見銀山ガイドの会 
                                         電話0854-89-0120 
                                         FAX  0854-89-0706

 現在、石見銀山ガイド会の会員は約70名、このブログを
ご覧になった方、ガイドやってみたい方歓迎いたします。
あなたの特技生かしてみませんか。会員一同、参加お待ち
しています。 (S)


やさしく丁寧なガイドに心がけています。

お客様にわかりやすいガイドに努めています。
たのしいですよ。あなたをお待ちしています。








 
| ガイドつれづれ日誌 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
第38回世界遺産委員会
第38回世界遺産委員会が6月25日に閉会しました。
日本の「富岡製糸場と絹産業遺産群」をはじめ、新たに26件が登録されました。
26件登録された中で、イコモスの勧告と異なって登録されたものが10件ありました。
不登録→登録 1件 
登録延期→登録 8件
情報照会→登録 1件
これで、世界遺産は1007件になりました。
1000件目とされたのは、ボツワナの「オカバンゴ・デルタ」でした。

危機遺産リストには新たに3件追加され、リスト除去が1件でした。
危機遺産リストは、世界遺産登録取り消しの候補ともいえるものですので、それが合計46件になったということは憂慮すべきことです。
世界遺産「ポトシ銀山」のうち、「ポトシ市街」が、今回新たに危機遺産リストに追加されました。
持続可能な世界遺産がテーマになっている中で、世界遺産「石見銀山とその文化的景観」の果たしている役割の大きさを改めて思います。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界遺産登録7周年記念日
7月2日は、「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産登録7周年記念日です。
龍源寺間歩、世界遺産センター展示室、熊谷家住宅、河島家は無料入場となります。
また、世界遺産センターでは、2日だけでなく、5日、6日にも記念イベントが開催されます。
(詳しくは、6月28日の新聞折り込みチラシでご覧いただけます。お問い合わせは世界遺産センター[0854−89−0183]にお問い合わせください)

こうした機会に、大田市民のみなさんにたくさんおいでいただきたいと思います。
市民みんなで、7周年をお祝いしたいものです。(A)

世界遺産センター玄関前のハート型の石。
この石の上で記念写真を撮られるカップルも見受けます。
| ガイドおすすめのスポット | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
妙正寺

妙正寺です。
6月19日に、出雲市のお客様をご案内したと当欄で書きました。
そのお客様は車いすでしたので、遊歩道は通りませんでした。

妙正寺の題目塔のところでお客様が、「あの建物は何ですか?」とお聞きになりました。
「妙正寺という日蓮宗のお寺ですよ」とお答えしました。
お客様は出雲市の連紹寺の前ご住職でした。

お帰りになられて翌日、前ご住職が「連紹寺を開山した『本迹院日祇上人』は、大森に布教に行き行き大森で亡くなった」とおっしゃったのだそうです。
連紹寺開山450年記念誌(昭和59年)には「本迹院日祇上人 出雲市連紹寺、平田市法音寺、大森銀山妙正寺を開く」とあるそうです。

妙正寺の案内板には、清水谷にあった本迹院を現在地に再興したと書かれています。
90歳の前ご住職が、車いすから目をとめられたお寺が、ご自身のお寺と同じ開祖だったということに、驚き、ご縁という言葉が頭をよぎりました。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
「第7回 石見銀山文化賞」表彰式
中村ブレイスが、「石見銀山に関するさまざまな研究や文化活動に尽力している個人や団体」を表彰する「第7回石見銀山文化賞」の表彰式が行われます。

日時  6月28日(土) 15時〜16時
所   なかむら館

今回の本賞受賞者は、京都女子大学教授の斎藤 英俊さんです。
授賞理由は、斎藤さんが、大田市「伝統的建造物群保存地区保存審議会」委員長、「文化財保護審議会」専門委員として、石見銀山の調査・整備・活用の指導的立場で、世界遺産登録に多大な貢献をされたということです。

当日は、斎藤英俊さんの受賞記念講演も行われます。(A)

伝統的建造物群保存地区の大森の町並み。
| ガイドつれづれ日誌 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
銀山のお客さま
 21日から23日の3日間で、述べ6人のお客さまを、
龍源寺間歩までご案内しました。

 2組のご夫婦とそれぞれ1人で来られた男性のお客さ
ま2人でした。
 
 国内の世界遺産18ケ所を歩いておられる方、国内の
百名城めぐりをされてる方、外国の世界遺産を歩かれた
方、休みが取れたのでやっとの思いで来られた方々でし
た。

 事前勉強されたり、本当に熱心にガイドに耳を傾けて
おられました。1人から2人の少人数の対応でしたので、
お互いに雑談をしながらのガイドでした。

 最後に、6人のお客さまが口を揃えて言われたのは、
『ガイドがなければ、本当に分からない世界遺産で
すね。』
でした。

 

 日本の梅雨には、ヤマアジサイが似合います。
 今、銀山の遊歩道に咲いています。(T)


 
| ガイドつれづれ日誌 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
阿部光格日記〜6月〜
銀山附役人阿部光格の天保3年(1832年)6月の日記から。

5日  
龍昌寺の和尚さんを招待しています。
和尚さんが能登の国にあるお寺にお勤めに行かれることになったので家に招き送別会をしています。
栄泉寺の和尚さんと井沢屋新吾さんも招待しています。
たまたまやってきた泉屋さんもその席に加わります。
この送別会のために、料理人を雇っています。
その席でお酒と「うむとん」を出したと言います。
「うむとん」ってなんだ?と思いました。
そうするとまた「うむとん」が出てきました。

17日
栄泉寺の小僧さんを招いて「うむとん」を拵えて出しています。
勘兵衛さんと新吾さんも呼んでいます。

「うむとん」は、どうやら「うんどん」と発音する方がよさそうです。
「うんどん」は「饂飩(うどん)」です。
当時の饂飩は、今より、「高級感」のする食べ物だったような感じがします。

5日は、送別会にお酒と饂飩を出したということになります。
5日も、7日も、新吾さんが招かれています。
新吾さんは「うむとん」が好きだったので呼ばれているのでしょうか?(A)

大森の町並みで見かけた紅白のササユリです。
    
| - | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
最近の話題
  既に既報でありますが、「石見銀山にもWi-Fiスポ
ットができます」とのお知らせをいたしました。
 機器設置ポストはガイドの会、世界遺産センター、龍
源寺間歩入口と出口の事務所、町並み交流センター、
熊谷家です。 通信エリアは機器設置場所より30mの範
囲。1時間無料、正式運用は7月19日式典後となります。

アプリは「しまねはじまりWi-Fi」でダウンロードしてく
ださい。
 
 これに関連する話題として、早速石見銀山の観光情報
を体験する広島からのお客様一行40名が訪れ、町並みガ
イドいたしました。私もタブレットにて紹介し試験運用
の状況を実際音声を流して聞いてもらいました。
 
 一行は通信事業者、自治体など60団体で構成する「
山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会」と「
総務省中国総合通信局」の方達でスマートフォンは手馴
れたものでした。また大田市の関係者及び大田市観光協
会の皆さんも同行されました。

 今後、正式運用に向けてお店情報とかソフトの充実が
お客様満足度への課題です。
スマートフォン、タブレットお持ちの方、現在試験運用
中です。ぜひ試して歩いてみてください。
     (電話回線は常時繋がります。)

 
これから石見銀山観光に、スマートフォン、タブレット
を覗く光景がみられることでしょう。でも足元には気を
つけてくださいね。 (S)


ガイドの説明に聞き入っていました。

国の重要文化財 熊谷家の前で

 
| ガイドつれづれ日誌 | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界遺産登録おめでとうございます
昨日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されました。
おめでとうございます。
「富岡製糸場世界遺産伝道師協会」のみなさんおめでとうございます。
会長の近藤功さん、おめでとうございます。
近藤さんには、富岡製糸場を石見銀山ガイドの会で訪れた際ご案内していただき、また、「石見銀山」にもおいでいただき交流してきましたので、本当にうれしいニュースでした。


石見銀山柵の内と群馬県の地図がよく似ているということを改めて思い起こし、親近感をより強くしています。

明治28年につくられた清水谷製錬所。総工費は20万円と言われます。
富岡製糸場の建築費は24万円と言いますから、改めて清水谷製錬所の規模の大きさを感じます。

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は産業遺産ですから、ガイドの果たす役割は「石見銀山」同様大きいものがあります。
同じ産業遺産の世界遺産としてこれからも連携していきたいと思います。(A)
| ガイドつれづれ日誌 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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