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錦織良成監督の講演
5月31日、大田市のアステラスで映画監督の錦織良成さんが、「島根で日本の誇りを描く」というテーマで講演されました。


石見観光振興協議会総会に合わせておこなわれました。

錦織さんは、出雲市平田の出身で、「白い船」「レールウェイズ」「渾身」などの作品でも知られています。
ご自身で転機となったといわれる「白い船」や最新作「渾身」などの作品にも触れながら、繰り返しお話しされたのは、「島根は本物のいぶし銀」の魅力を持ったところだということでした。
「レールウェイズ」では主人公の運転する一畑電車が走るシーン、「渾身」では主人公が相撲の基本練習をするシーンが、繰り返し繰り返し出てきたのと同じような感じを受けました。


錦織さんは、島根の魅力は、「水がきれい、人がいい、安全、環境が豊か」などなどたくさんあり、世界一と言っていいくらいだと強調されました。
派手さはないけれど、「本物のいぶし銀」の魅力を持っていることに、気がつき、それを誇りの思えるパワーを培っていくことがカギになるとお話しされました。


「島根には文化があり、歴史がある。島根はパリになれる。」と熱を込めて島根の魅力について話された錦織良成さん。

自分たちの目で見て、本物を選んでいく訓練が必要で、本物がわかる人から見れば島根は宝の山なのだというお話に、たくさんのことを気づかされ、自分がこれからやらないといけない事についても考えさせられました。
久しぶりに、いいお話が聞けて、嬉しく思いました。
| ガイドつれづれ日誌 | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
井戸平左衛門公没後280年記念特別展
銀山路暮れゆく庭の白牡丹   田平 和女
分水嶺いくつくぐりて春の水  武田 守雄
五月晴れいも豊穣を祈りけり  安道 俊治
(第26回井戸公顕彰俳句大会 の特選句、入選句より)
3人の作者はいずれも大森町のみなさんです。

今年は、井戸平左衛門公の没後280年の年。それを記念した特別展が開かれます。
享保の大飢饉のとき、サツマイモ栽培を導入し領民を飢饉から救った井戸平左衛門に感謝する頌徳碑が中国地方に約500、大田市内には約100あります。特別展では、大田市内のすべての頌徳碑の写真が展示されます。


井戸神社の扁額。

勝海舟先生書複写と書かれています。

この扁額の元の扁額(勝海舟直筆)や、井戸神社の設立に尽力された恒松隆慶氏の所蔵品などが展示されます。

時  6月5日(水)〜9日(日) 午前9時〜午後5時
所  大田市民会館中ホール
入場無料
| ガイドおすすめのスポット | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
大久保間歩ツアー都道府県別参加者
5月26日の大久保間歩ツアーに参加された長崎からのお客様は、最終便の出発直前のお申込みでした。
お話をお聞きすると、大久保間歩ツアーに参加したくてきたとのこと。出発時間に間に合わないかもしれないと思ったので、予約しなかったが、ぎりぎりで間に合って本当に良かったと喜んでおられました。
そして、熱心にご覧になっていて、質問もたくさんされました。参加できて本当によかったとおっしゃっていました。

 
大久保間歩です。

先ごろ世界遺産センターから出された本の中に大久保間歩ツアーの都道府県別参加者数がまとめられていました。(平成22年度、23年度分)
この両年の合計で見ると次のような結果になっています。

1位 大阪  1549人
2位 東京  1456人
3位 広島  1337人
4位 兵庫  1275人
5位 神奈川  871人
6位 愛知   827人
7位 島根   655人
8位 岡山   587人

堂々島根県が7位「入賞」しています。(総参加者は14822人)上位4都府県で約38%を占めています。中国地方の3県が3つ入っていいるのはさすがです。
中国地方の5県と大阪、東京、兵庫の8都府県で約50%です。 
逆に少ないのは、秋田、青森、沖縄の各県で、3県合わせて44人です。

この日ツアーに参加された出雲市のお客様は、「とてもよかったので、今度は子どもたちを連れてきます。」とおっしゃっていました。
たくさんの人に参加していただきたいツアーです。
| ガイドつれづれ日誌 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゴールデンウィーク反省会

今日(28日)、大田市観光協会の呼びかけで、ゴールデンウィーク反省会が開かれました。
4月27日〜5月6日の10日間の観光客は、龍源寺間歩が前年比4.8%増で、石見銀山全体では前年比1.7%増の60000人ということでした。


5月4日の町並み。

大田市では、三瓶山が前年比10%増の55000人ということでした。
島根県全体としては、出雲大社の大遷宮や松江尾道線の開通などで、出雲部の観光客の増があり、前年比3.3%増の約27万人ということです。
県民の約4割にあたる観光客数ということです。石見銀山は、町民の約150倍ですから、たくさんの方においでいただいたことになります。

5月4日、仁摩方面行きのシャトルバスを待つ人たちの列。

課題は、やはり交通の問題です。
特に連休後半は、世界遺産センターの駐車場が早い時間帯から満車になりました。(5月4日は、9時30分には満車)
そこで、シャトルバスの利用を呼びかけ、たくさんの方が利用されました。
それに伴う問題、反省点もいろいろ話し合われ、今後に生かそうということになりました。

おいでいただいたすべてのお客様に喜んでいただき、いい思い出を持ってお帰り頂けるようにしなければいけないと改めて感じました。

| ガイドつれづれ日誌 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
神様になった代官  井戸平左衛門

今、石見銀山資料館で、企画展「神様になった代官 井戸平左衛門」が開かれています。



井戸平左衛門の木像、勝海舟の書いた井戸神社扁額などおなじみのものに加えて、今回は井戸神社所蔵の「刀銘清則」、「井戸公遺訓書」、「井戸家拝領黄金」や、新出資料など貴重な展示品が並んで、見ごたえある企画展になっています。
企画展は、7月15日まで開催されます。
多くの方に見ていただきたいです。

| ガイドおすすめのスポット | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
井戸神社例大祭
 今日、5月26日は、石見銀山第19代代官井戸平左衛門の280回目の命日に当たります。
井戸平左衛門は、享保の大飢饉のとき、村々の年貢を減免したり、代官所の蔵の米を農民に与えるなどする一方、この地方にサツマイモ栽培を普及し、農民を飢えから救ったということで、歴代代官の中で唯一神様としてまつられています。


祭典に向かわれる関係者のみなさん。


子どもたちもたくさんお参りしていました。
町のみなさんもたくさんお参りしておられました。
境内には、出店もありにぎやかでした。


町並みには、いも娘の皆さん手作りの紙の花が、飾られていました。


どこの家にも花飾り。


お祭りの旗も飾られ、町並みは一日中お祭りの雰囲気があふれていました。
没後280年、いまなお、町の皆さんの心の中に、井戸平左衛門への感謝と尊敬の念が受け継がれています。
| ガイドつれづれ日誌 | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
山法師咲く
ガイドの会の事務所のすぐそばの山法師が咲いています。(去年は咲かなかったような気がします)


白い山法師には青空がよく似合います。


実は、山法師の花は、真ん中の丸い形状のものなのだそうです。まだ開花しておらず、6〜7月に開花するといいます。
花と思っていた白い花弁状のものは、総包片ということです。

9月には甘い実が実ります。
花言葉は「友情」とか。

ここ数日は、夏日が続いていて、体調を崩される方もおられます。
帽子と水分補給を忘れないで、「石見銀山」をお楽しみいただきたいと思います。 
| ガイドつれづれ日誌 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
[石見銀山」と「富士山」(2)

「富士山」では、世界遺産登録ということになれば、観光客が増えることを想定し、その対策として、「入山料」の徴収や、「入山規制」といったことの検討が話題になっています。
環境保全と観光振興の両立という課題をどのようにして解決するかという問題に直面しているということだと思います。
その課題解決のヒントが「石見銀山」にあるのではないかという視点で、5月に入って静岡第一テレビ、中日新聞の方が相次いで取材に来られました。
「パークアンドライド(ウォーク)」や「大森町住民憲章」にはとりわけ関心をもたれたようでした。
また、文化遺産としての富士山を理解してもらうためのガイドの必要性も痛感されたようでした。
「富士山」の今後を考えていくうえで、たくさんのヒントが得られたといわれていました。「石見銀山」がそのように受け止められるということを嬉しく感じました。(終)


どこから見ても美しい富士山。走る特急電車の 中から写しました。(2013年2月24日)

| ガイドつれづれ日誌 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
「石見銀山」と「富士山」(1)
「富士山」が、世界遺産に登録されることになりそうです。嬉しいことです。
「富士山」は、自然遺産でなく文化遺産としての登録ということです。
自然遺産ということなら、説明しなくても、一目見て美しい姿に納得されると思います。
文化遺産ということになると、どこが?何故?という質問、疑問に答えていかなくてはなりません。


富士山信仰のルーツともいうべき神社です。世界遺産の構成資産となっています。


この鳥居の 奥にあります。


これが、世界遺産になる予定の神社です。
写真の奥に富士山があります。
富士山の神様を毎年春、ここでお迎えし、秋、お見送りした所と言われています。
ここで、神様と村人が歓迎、送別の宴をしたのだそうです。

そうしたガイドを受けてこの場にたたずむと、そういう雰囲気が感じられて、感動的な場所でした。
ガイドなしで、予備知識もなくここを訪れても、世界遺産の価値を理解するのは難しいと思われます。

「石見銀山」と「富士山」は、どちらも、ガイドがなければ世界遺産の価値を理解してもらいにくいという点が、共通しているように思います。(続く)
| - | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
仙ノ山ウォークトリップ〜石銀集落跡コース〜

26日(日)仙ノ山ウォークトリップ〜石銀集落跡コース〜があります。
およそ400年前、石見銀山最盛期の集落跡を訪ねるコースです。
午前8時45分〜世界遺産センターで受け付け(当日申込みOKです)
午前9時〜世界遺産センター展示室見学後出発
仙ノ山展望台から石銀集落跡へ向かいます。


集落跡が発掘された表示が見学できます。
写真右奥に向けて5軒の家の跡が発掘されました。そのうちの2軒分の表示が新しく完成しました。


写真中央が1号間歩です。583まで番号のついている間歩の中で1番がこの間歩です。

ここから、龍源寺間歩を経て銀山公園で、13時解散予定のツアーです。
今度の日曜日はお天気もよさそうです。
たくさんの方にご参加いただきたいです。

| ガイドおすすめのスポット | 21:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
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