石見観光振興協議会総会に合わせておこなわれました。
錦織さんは、出雲市平田の出身で、「白い船」「レールウェイズ」「渾身」などの作品でも知られています。
ご自身で転機となったといわれる「白い船」や最新作「渾身」などの作品にも触れながら、繰り返しお話しされたのは、「島根は本物のいぶし銀」の魅力を持ったところだということでした。
「レールウェイズ」では主人公の運転する一畑電車が走るシーン、「渾身」では主人公が相撲の基本練習をするシーンが、繰り返し繰り返し出てきたのと同じような感じを受けました。
錦織さんは、島根の魅力は、「水がきれい、人がいい、安全、環境が豊か」などなどたくさんあり、世界一と言っていいくらいだと強調されました。
派手さはないけれど、「本物のいぶし銀」の魅力を持っていることに、気がつき、それを誇りの思えるパワーを培っていくことがカギになるとお話しされました。
「島根には文化があり、歴史がある。島根はパリになれる。」と熱を込めて島根の魅力について話された錦織良成さん。
自分たちの目で見て、本物を選んでいく訓練が必要で、本物がわかる人から見れば島根は宝の山なのだというお話に、たくさんのことを気づかされ、自分がこれからやらないといけない事についても考えさせられました。
久しぶりに、いいお話が聞けて、嬉しく思いました。