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国際交流
 6月22日の大久保間歩ツアーのお客様は4人。日本の世界遺産を見るのが趣味と言われる台湾のカップルと岡山県のご夫婦でした。台湾の女性のお客様が通訳してくださいました。
 
台湾の男性のお客様は、とても熱心にご覧になっていて、質問もされますので、通訳してもらってお答えしました。
岡山県のお客様はそうした様子を、ゆったりと見守っていてくださっていました。ツアーの途中からは、台湾のお客様に話しかけられて、会話もはずんでいました。
台湾のお客様に、今までご覧になった日本の世界遺産の中でどこが印象に残っていますか?とお聞きすると、宮島と日光東照宮の順だということでした。「でも、今日、石見銀山に来たので、順番が変わるかもしれない」と付け加えられました。
お天気もよく、笑い声の絶えない楽しいツアーでした。
ツアーが終わると、岡山のお客様が、ぜひ一緒に写真を撮ってもらいましょうとおっしゃって、シャッターを押してもらえる人を探しに行かれました。
同行した他のお客様と一緒に写真を撮ってほしいとおっしゃることは多くありませんので、いい交流ができたのだなと思いました。これが、国際交流なんだとも思いました。

交流
 

岡山のお客様から送っていただきました。
| ガイドつれづれ日誌 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
「第五回石見銀山文化賞 特別賞」受賞
 中村ブレイスの「第五回 石見銀山文化賞 特別賞」を、石見銀山ガイドの会が受賞することになりました。
 受賞理由は下記のとおりです。


 石見銀山ガイドの会は平成12年4月に地元の有志によって結成された。当初、無償のボランティアガイドとして活動してきたが、プロのガイドとして責任と誇りを持ってガイド活動に取り組み、独立性を持った会として運営したいという会員の想いから、平成18年に有償化されることとなり、西本 俊司氏が初代会長となり現在の石見銀山ガイドの会となった。ガイドの他にも観光客の安全のため、草刈や、竹切りなどのボランティア活動も季節にあわせて行い「銀山の守り手」、そして世界遺産となった石見銀山の「歴史研究の語り部」としての活動にも巾広く力を注いでいる。

 二代目 和上 豊子氏のもと、約70名のガイドの方が石見銀山を訪れる観光客の皆さんに石見銀山の魅力をやさしく興味深く伝えており、各方面から高い評価を得ている。今春より、三代目会長に安立 聖氏が就任。


大変名誉ある賞を受賞することになり、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
「石見銀山遺跡とその文化的景観」の魅力と価値を、訪れてくださる皆さんに伝えたいと、地元の皆さん方が、個人的にガイドを始められた(その中のお一人が、中村ブレイスの中村俊郎社長のお父さんです)ことが、ガイドの会の源流です。それが、平成12年のガイドの会の結成につながり、今日に至っています。
今回の受賞は、こうしたた多くの先輩ガイドの皆さん方の活動の積み重ねの上にもたらされたものです。
また、私たちの活動をいつも温かく見守り、支えてくださっている地元大森町の皆さんをはじめ、関係する団体、組織の皆さん方のお力添えあってのことです。
この場を借りて、心から感謝とお礼の気持ちをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございます。

授賞式は、6月30日(土)午前10時から、大森町のなかむら館で行われます。

 
 
小さな花びらが集まって美しく咲く紫陽花
| - | 21:29 | comments(2) | trackbacks(0) |
作品にさわれる彫刻展
 24日から大森町の町並み交流センターで開かれている現代彫刻小品展に行ってきました。
彫刻についての素養のない私にもよくわかる作品が多くて、彫刻もいいなあと思いました。
この作品展の特徴の一つは、触ってもいい作品が展示されているということです。普通の展覧会では、作品に手を触れないでくださいという注意が呼び掛けられるのですが、触ってもいいというのです。(ただし、触ってもいいというマークがついている作品けです)
せっかくなので、触らせてもらいました。材質の感触だけでなく、作者の思いもどことなく伝わってくるような気がしました。
この作品展のお世話をされている、吉田正純さんにいろいろ教えていただきながら見ましたので、よけいに面白く見ることができました。
お話を聞かなければわかりませんでしたが、一枚の銅板を伸ばして作られた虎の像にはびっくりしました。一枚でこれだけ伸びる銅板も、これだけ伸ばす作家もすごいなあと思いました。
現代彫刻小品展は7月3日まで行われています。
| - | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
イルカがとんだ〜漁船クルーズ〜
漁船クルーズ1日目は、32人(定員36人)のお客様が 楽しまれました。
2日目の、24日の1便では、イルカがとんで歓声が上がりました。
出港して20分ぐらいたったころでした。船から100mぐらい離れたところで、3〜4頭のイルカが泳いでいました。
最初は、背びれが見えていたのですが、そのうち体がはっきり分かるようにとんだのです。
船長さんにお聞きすると、「この場所でイルカを見るのは初めてだ」ということでした。
2便、3便では見ることができませんでしたので、いつでも見えるというわけにはいかないのですが、漁船クルーズの楽しみが増えました。

iイルカのひれだけしか撮れませんでした。

写真左側の小さい三角がイルカのひれです!右は岩。
| ガイドつれづれ日誌 | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヤマタノオロチの解釈が新鮮〜浅野温子さんの読み語り〜
 6月24日、石見銀山ウォーキングミュージアムのオープニングイベント「浅野温子さんの読み語り」が、大森町の城上神社でありました。
城上神社境内に用意された300席は満席。何倍もの競争率のなか、抽選で選ばれたみなさんです。

朗読でもない、一人芝居とも違うという「読み語り」とはどんなものかと開演を待ちました。
拍手に迎えられて登場した浅野さんは、「城上神社の神様は、大国主命です。今日のお話の主人公スサノオノミコトは、今風に言えば、大国主命の義理のお父さんにあたる方です。」と読み語りを始めました。

演目は、「ヤマタノオロチ」です。よく知っている話なのですが、浅野温子さんの「ヤマタノオロチ」は、今まで思ってもみなかった新鮮な解釈でした。
ヤマタノオロチは、夫婦と6人の子どもの家族だったというのです。
最初は、人々を苦しめる「悪者」を退治すると思っていたスサノオは、戦っているうちに、8人家族と戦っていることに気が付くのです。人の命の大事さを悟りながら、悪者とはいえ、親子8人の命を奪ってしまうことの罪深さを自分に問いかけ、苦悩するのです。
浅野温子さんは、「ヤマタノオロチ」というよく知られた物語りを、単なる英雄の悪者退治にせず、人の命の大切さ、生きていくことのむずかしさ、意味なども問いかける作品にしたのだと思いました。

音楽を効果的に使い、台本を演じていく「読み語り」もいいものだと思いました。
| ガイドつれづれ日誌 | 07:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
石見銀山ウォーキングミュージアム始まる
 石見銀山遺跡とその文化的景観の世界遺産登録5周年を記念した「石見銀山ウォーキングミュージアム」が、6月23日から始まりました。(12月25日まで)
昨日は、その幕開けとして、銀山公園でオープニング行事がありました。子どもたちや参加者の手で、平和を願う環境に優しい鳩の風船が飛ばされました。

温泉津では、その昔、神屋寿偵が日本海から光る山を見つけたという、「銀山発見伝説」を自分の目で確かめようという漁船クルーズが始まりました。
3便ともほぼ満席で、海から見える石見銀山や、海岸線に感動の声が上がっていました。「素晴らしい。もう一回来ます。」と言われた方もおられました。
子どもたちは、トビウオやくらげを見つけて歓声を上げていました。
波も穏やかで、1時間余の快適なクルーズをみなさんが楽しまれていました。

ガイドの会も、「ガイドの撮った石見銀山写真展」を、大森町の新町(町並みの「あすみ館」の隣の家)で開きます。ガイドの目でとらえた世界遺産「石見銀山」の写真約50点を展示します。ぜひご覧いただきたいです。

今日は、浅野温子さんの読み語り、30日は記念フォーラム、7月1日は記念式典と記念行事が続きます。
地元のみなさんや市民のみなさんがたくさん参加されるといいなと思います。
| ガイドつれづれ日誌 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
豊栄神社探検
 6月15日、野間大丞さんの「石見銀山と福光石」のお話を聞いて、豊栄神社を探検しました。(そんなに大げさなことではないのですが)
本殿の横には、「洞春山  毛利元就公菩提所御木像安置  長安寺」という標柱が置かれていました。
境内のあちこちにある灯籠などに「装條銃隊」と刻まれているのが目につきます。装條銃隊というのは長州藩の家臣団の中でも、足軽(下級武士)で組織された部隊です。
第一大隊、第二大隊、第三大隊の名前が見えます。それぞれにまた中隊がありました。
道路に面した灯籠には、第三大隊弐番中隊と刻まれています。
ほかには、ほとんどはがれていて、読みにくいのですが、北第一大隊と刻まれたものもあります。これは、禄高千石以上の上級武士で組織された部隊です。
長州藩には、家臣団以外で組織された、高杉晋作で有名な奇兵隊などの部隊もありました。そうした一つに、力士たちで組織された勇力隊という部隊もありました。「勇力隊中」と刻まれた防火槽(用水桶)もありました。
それぞれに、部隊名のほかに家臣の名前も一人一人刻まれています。地元ゆかりの祖式信頼も中隊司令と刻まれています。そして、そこには、「福光石工棟梁甚四郎」とも刻まれています。
明治前夜の大森の町、この町を歩いた長州藩の人たちに、しばし、思いを馳せました。
傷みのひどくなっている、これらの石造物はもとより、本殿、拝殿などの建物も、早急に保存修理しなければと思いました。
毛利元就公墓所の標柱
 洞春山 毛利元就公菩提所御木像安置 長安寺 とはっきり

毛利元就公墓所の標柱
第三大隊 貮番中隊の献じた灯籠 奥には第一大隊、第二大隊の献じた狛犬がある
| ガイドおすすめのスポット | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
漁船クルーズは1日3便
 6月23日より始まる温泉津漁船クルーズのお知らせです。
運航は、1日3回。1便:9時発 2便:13時30分発 3便:18時30分発 
3便は、日本海に沈む夕日を船からみられるのが魅力です。そのため、出発時刻は日没時刻を考えて決められますので、18時30分前後ということになります。
運航日は、6月23日〜7月16日は、毎週金土日祝日。7月20日〜8月31日は毎日。
料金は、大人1500円、こども500円。
集合場所は、温泉津ゆうゆう館です。
詳しくは主催者(電話050−3784−0955)にお問い合わせください。

トビウオが飛ぶよとお知らせしましたが、運が良ければ、イルカもみられるよという情報も寄せられています。
土曜日の夜は、下船後、地元の夜神楽(石見神楽)も、龍御前(たつのごぜん)神社で見ることができます。
魅力満載の、漁船クルーズへの期待が高まっています。
| 交通・施設・行事 | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
漁船クルーズ〜トビウオが飛ぶ〜
 その昔、博多の商人神屋寿偵は、海から光った山を見て、石見銀山を「発見」したと言われています。
神屋さんになった気分で、海から石見銀山・仙ノ山を見てみよう!という漁船クルーズが6月23日から始まります。(主催:石見銀山世界遺産登録5周年記念温泉津実行委員会)
ガイド養成講座で、一足はやく漁船クルーズを体験しました。
温泉津港を出港するとすぐに世界遺産の沖泊港を右に見て、船は海岸沿いに北東に進みます。
間もなく右手に、石見銀山を生み出した大江高山火山群が見えます。
美しい海岸線に目をやりながら進んでいると、トビウオが飛んでいきます。
トビウオは島根県の県魚、アゴともいわれ、それを原料にしたアゴの野焼きでビールを飲むのもいいなあと思ったりします。
そうこうするうちに、神屋さんが光って見えたという仙ノ山が見えてきます。本当に光って見えたのかなあと思います。
これ以上は、乗ってのお楽しみです。
1時間余の快適なクルーズは、おすすめです。

詳しいお問い合わせは、銀の道商工会(電話050−3784−0955)まで。
| ガイドつれづれ日誌 | 06:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
石見銀山ウォーキングミュージアム劇場〜6月23日オープン〜
 世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」登録5周年記念のイベントが始まります。
そのトップを切るのが石見銀山ウォーキングミュージアム劇場です。
銀山公園の一角に作られたステージで様々な催しが行われます。
初日は、6月23日(土)午前10時からです。
(雨天の時は、世界遺産センターを会場として午前10時から行われます)
地元の高山神楽社中による石見神楽の上演です。
たくさんのみなさんに来ていただきたいです。

石見銀山ウォーキングミュージアム劇場は、土日祝日に開催される予定です。
この時、石見銀山公園は、観光バス以外の車の乗り入れは、原則禁止になりますのでご注意ください。
詳しくは、大田市観光協会(電話0854−89−9090)にお問い合わせください。
| ガイドつれづれ日誌 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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