<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

カテゴリー
最新の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
月別の記事
リンク
サイト内検索
その他
美味しんぼ 109 (ビッグ コミックス)
美味しんぼ 109 (ビッグ コミックス) (JUGEMレビュー »)
雁屋 哲
著名なグルメ漫画に『日本全県味巡り 島根編』が登場しました。石見の食の幸も色々紹介されています

国銅〈上〉 (新潮文庫)
国銅〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
帚木 蓬生
天平の世、大仏造営の命を受けて奈良へと旅立つ青年の苦難の人生を軸に、当時の人々の生き様が素朴で力強く描かれた良書
SPONSORED LINKS
MOBILE
qrcode
マリオネットのコンサート@なかむら館

さる28日、大田市大森町の「なかむら館」でマリオネットの演奏会が開かれました。石見銀山資料館の開館35周年と、日本ポルトガル修好通商条約締結150周年を記念したコンサートです。

マリオネットとは、ポルトガルギターの国内第一人者である湯浅隆さんと、マンドリン奏者として活躍する吉田剛士さんのアコースティックユニットで、ポルトガルの民族音楽ファドをはじめ”南蛮”をテーマとした創作・演奏を行っています。

石見銀山に実はとても縁の深い活動をしているアーティストさんです。


さて、35周年記念式典では、石見銀山資料館の中村俊郎理事長の挨拶のあと、在日ポルトガル大使館のPaulo Chaves参事官が東京からかけつけ、祝辞を述べられました。



シャーヴェス参事官は、銀を通じた日本とポルトガルの長いゆかりについて述べられたのち、ポルトガルの偉大な詩人カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』を引用し、「カモンイスは『あの島=ニッポン=は純銀を産するところ』と謳いましたが、私はそれに加えて『両国の友情を産するところ』とも表現したい」と結ばれました。

************************

さて、いよいよマリオネットさんが登場し、コンサートの始まりです。




1曲目は「Barco Negro(暗いはしけ)」 ファドの名曲中の名曲です。ファドの女王アマリア・ロドリゲスが唄い、フランス映画「過去を持つ愛情」の挿入曲として使われたのをきっかけに世界中に知られました。大航海時代に世界中を駆け巡ったポルトガルの音楽ファドには、ほかの国にはないニュアンスがありました。


2曲目以降は
「コインブラ(ポルトガルの4月)」

「光の中で」---皇室アルバムの中でも使われた優しい曲 ※

「南蛮渡来」---沢の鶴のCMでも使われた曲 ※

「日曜はダメよ」---マンドリンの吉田さんが軽快な音色を響かせます

「黄昏のビギン」---これも往年の歌謡曲ファンにはおなじみ

「マンドリン酒場の夜」---オリジナル曲。実はマンドリンを弾く人口が世界で最も多いのは日本なのだとか。その頂点に立つ吉田さんに『アンタはええなぁ、仲間がいっぱい居て。ポルトガルギター弾くやつなんて日本国内に30人もおれへん。ボク、弟子のおらん家元や』と湯浅さんがツッコミを入れ、場内の笑いを誘っていました。

「花の葬列」---これもオリジナル曲

「ファドの夜」---ポルトガルのファドの雰囲気をたっぷりたたえる曲

「唐街雨情」---長崎をイメージして創られた曲

「銀色オリエント」---石見銀山をイメージしたという曲。『これを演奏するために石見銀山に来たようなものです』と湯浅氏。

拍手なりやまず、アンコールは「夢は黒潮にのって」 雄大で海をイメージさせる曲でした


マリオネットさんの演奏は、ポルトガルをはじめとする大航海時代に関わった国や街の名前とともに大田市民の心に刻みこまれたに違いありません。素晴らしいコンサートの一夜でした。

| ガイドつれづれ日誌 | 04:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
大久保間歩ツアーご参加には早めのご予約を
蝉しぐれが、今日も暑い一日となりそう、と告げているようです。

お盆を迎え、「大久保間歩ツアー」は毎回20名 様と定員いっぱいです。
石見銀山世界遺産センターを訪れて、「そういうツアーがったのか。今日は満員なのか。遠くから来たのに」とおっしゃる方がたくさんあります。このツアーは、石見銀山の中でも、良質の銀鉱脈がとても多かった「本谷」を歩き、大久保間歩(入坑)や釜屋間歩(外から見学)など見学します。中でも、石見銀山最大の坑道である大久保間歩は、人間の智恵と技に声をあげたくなるような間歩です。

大久保間歩ツアーは、(金)(土)(日)(祝)のみ催行され、一日に4回、各回20名様までです。
出発時刻は、9:30、10:30、12:15、13:15で、集合は出発時刻の30分前です。

ツアー参加ご希望の方は早めにご予約ください。
大久保間歩予約センター 0854−84−0750

昨日も午後1時頃、世界遺産センターでは、駐車場待ちの車が200mぐらい並んでいました。4時頃には解消しました。今日も午前中は混み合うと予想されます。気をつけてお越しください。
| 交通・施設・行事 | 06:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
久しぶりに雨
台風の影響で、昨夕5時頃から雨が降り始めました。今日も夕方まで雨でしょう。風もあります。気温は、連日30度を越す日々でしたが、今日は30度まではいかないようです。

7月半ばより晴天続きでした。山は茶色になった枯れ木があちこち目立ちます。農家の方は、作物が実らないと言っておられます。この雨でほっと一息というところでしょうか。

期待していました「ペルセウス座流星群」(8月1日付け記事もごらんください)は、石見銀山では今夜も明日夜も見られそうにありません。残念です。
| 本日の空模様 | 06:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
全国スポーツ少年大会3日目は石見銀山探訪
8月2日(月)全国スポーツ少年大会3日目、暑い日差しの中、約430名の小学生・中学生・高校生はそれぞれ体力に応じたコースで石見銀山の歴史とロマンを訪ねました。

蝉しぐれの中を銀の山に向かって出発です。
 


元気に山から帰ってきた皆さん。

暑さの為日陰で休んだ人もいましたが、全員無事行程を終了しました。
8月3日(火)には閉会式が行われました。
島根県の思い出をたくさんもって、全国各地へ帰られたことでしょう。また会えるといいですね。
| 交通・施設・行事 | 07:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
天領まつりで大賑わい
8月1日(日)石見銀山大森町では、毎年恒例の「天領まつり」で賑わいました。
天領太鼓や石見神楽では、演ずる人も観客も汗、汗、汗、でしたが、その迫力に暑さを忘れて見入りました。
石見銀山旧記によりますと、石見銀山は「士稼の人数二十万人。車馬の往来、昼夜を分かたず」とあります。この祭りの人出よりもっと賑やかだったのでしょうか。

代官を先頭に大盛(おおさかり)行列が街を練り歩きました。


行列の後方でガイドの会員も「石見銀山巻き上げ節」を踊りながら歩きました。
| 交通・施設・行事 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
ペルセウス座流星群、真近に。
今年のお盆シーズン、
《石見銀山で流星群を眺めながら過ごす》のはいかがですか。

「ペルセウス座流星群」が、今年7月17日頃から8月24日頃まで観測されるそうです。中でも、8月12日(木)の22:00〜8月13日(金)03:00頃までよく見られるようです。



ペルセウス座流星群は、太陽の周りを約130年かけて回っている「スイフト・タットル彗星」の細かいダスト(ちり)が軌道上に広がり、そこを地球が通過するために見られる現象だそうです。つまり、彗星のお母さんから生まれた無数の流星の子供たちが流れ戯れているところに、たまたま私たちが通りかかる---というわけですね。

流星は、消滅の早いものや長い尾を引くものなど色々ですが、ペルセウス座流星群は「流れる速度が速く、途中で急激に輝きを増す」「しばしば通った後に『痕(こん)』と呼ばれる光の軌跡を残す」のが特徴であり魅力と言われています。

もしかしたら「火球(かきゅう)」も見られるかもしれません。
火球とは、とくに明るい大流星のことです。厳密な定義はありませんが、空に見える星で最も明るい金星(マイナス4等級)よりも明るいもの、とされています。ときどき音を伴って流れたりするそうです。
もし目撃されたら、「いつ、どこで、どの方角で見たか」情報を観測所などに連絡すると、天体研究にとても役立つそうです。

****************

流星群を観測するにあたって---準備とご注意
〇空の広い範囲が見られる場所で、周りにネオンなど明るい光のできるだけ少ない所を選びましょう。
〇方角は決めず、楽な姿勢で眺めましょう。寝転がってみるのもお勧めです。
〇寝転がるならシートやマット、懐中電灯、虫よけなど用意しましょう。お夜食があればもっと楽しめるかもしれませんね。
〇望遠鏡は必要ありません。
〇長袖シャツやズボンも持参して冷え込みに備えましょう。

下記のような所での観測もよいかと思います。
●銀山公園  ●世界遺産センター  ●三瓶山
●宅野港・鞆ケ浦・沖泊などの港
石見銀山は街灯やネオンが殆どありませんので、広く空を仰げる所を見つけたら、どこでもよいと思います。車や人の通行があまりないような山道や山中では、熊やイノシシが現れるかもしれませんので、ご注意ください。

美しいけれどはかない流星に、気の遠くなるような宇宙の歴史を想いながら、星々と語り合うのはきっと素敵です。


ペルセウス流星群についての情報は、
アストロアーツ名古屋市科学館倉敷科学センターなどのHPをご参照ください。国立天文台では、「夏の夜、流星群を数えよう」キャンペーンを行っています。
| その他 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日は石見銀山大森で天領まつり
今日は早朝からテントを立てたり、品物を運んだりとガイドの会は大忙しです。
まずは、銀山公園にみんなでテントをたて、持ち寄った品を並べてガレージセールの準備です。もうお店ができました。ガイドらしく各地の鉱石展示もあります。
どうぞ、お立ち寄りください。
午後1時40分からは、銀山大盛行列が街を練り歩きます。ガイドもその後方で「石見銀山巻き上げ節」を踊りながら歩きます。にわか踊り子なので、うまく踊れるか、心配です。

明治時代になると、女性も坑内労働に従事するようになりました。その女性の仕事が「巻き上げ」でした。間歩が地底深くなるにつれ、湧いてくる水はますます多くなってきました。水をくみ上げる仕事は重労働だったと伝えられています。巻き上げに従事する女性たちは、仕事のつらさをこの歌でまぎらわしていたと言われています。
歌は閉山後忘れられ、譜面も残っていませんでしたが、30年ばかり前に歌の採録が行われ、今に伝わっています。

10:40〜土江子ども神楽(町並み交流センター)
11:40〜石見銀山天領太鼓(町並み交流センター)
12:10〜石見銀山PR隊祭組(町並み交流センター)
12:30〜ジャングリング・バルーンパフォーマンスショー(町並み交流センター)
13:10〜ちんどんねり歩き(大森の町並み)
13:40〜大盛行列(たまるや商店〜石見銀山資料館)
15:00〜ちんどんショー(町並み交流センター)
15:20〜大屋神楽社中(町並み交流センター)

街には、たくさんの露店もでます。意外な骨董品がみつかったりするかもしれませんよ。
大田市駅前から大森まで、無料バスが1時間ごとに往復運行しています。

どうぞ、おいでください。
電柱も電線も見えない大森の街で江戸時代にタイムスリップしてみませんか。




| 交通・施設・行事 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/1PAGES |