世界遺産ネコの、独りごと。
2010.01.29 Friday
ぼくの名前はキムチ。大森の街並みの人気者です。
ふさふさした毛をゆっさゆっささせて散歩もしますが、お昼寝も好きです。
自宅は群言堂ですが、まあ群言堂向かいの店のウインドウで過ごす時間が多いです。
ぼくはウインドウでよく寝ているふりをしています。ほら、時々耳がぴくぴくしているでしょう。
そしたら、街並みを歩くお客様が寝たふりしている僕を見て、「かわいい」と言ってくれるのが嬉しいのです。
たまに、「ほら、起きて」とか言ってガラスを叩く人がいます。ガラスがこわれそうでぼくはびっくりします。
ぼくは、お客様に色々なポーズをみせてあげようと努力しているのですよ。
顔がいいかな、背中がいいかな・・なんて。
歩く時なんか、ほらモデルさんみたいに、足をすっすっと延ばしているでしょう。
実は、これは難しいのです。何しろ体重がね…それを支えてるんですからね。
じーっと下を向いている時は、石見銀山においでになるお客様のおもてなしについて色々と考えています。
先日のネコ自治会の議題は『美しい歩き方』で、最後はお客様の方を向いてにっこりするというのはどうだろうかと提案しました。
ぼくたちも世界遺産ネコとしての取り組みを進めています。
皆様、どのネコの歩き方が一番美しいか、またにっこり度はどうか、お気づきのことがありましたら、ネコ自治会にお知らせください。