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ガイド研修その2〜温泉津「瑞泉寺」〜
大森から龍源寺間歩の前を通り、さらに登って行くと、坂根口番所跡へ着きます。そこから、道を登っていきますと、頂上の降露坂(ごうろざか)に到着。今度は下りです。やがて、五老橋に 到着。更に下っていきますと温泉津町西田の集落に至ります。
この道が、温泉津沖泊道(世界遺産)で、かって毛利元就が整備した道と言われています。

その西田に三明山瑞泉寺という浄土真宗の寺院があります。
庭には樹齢350年と言われている大きなイチョウの木がそびえています。

午前中「西念寺」を見学したガイドの一行は、午後、西田「瑞泉寺」見学をさせて貰いました。

瑞泉寺の開基は、およそ1300年頃と伝えられています。
元は、真言宗の寺院でしたが、天文9(1540)年に浄土真宗に改宗されました。その当時は「瑞泉坊」と称していたということです。慶長9(1604)年に坊号から寺号となったようです。

歴代住職の中に、第12代に自謙和尚(1751年〜1846年)、第15代に範嶺和尚(1853年〜1925年)がおられます。
自謙和尚は市木(現在の島根県邑智郡邑南町)の浄泉寺で修業後、本願寺へ移りました。そこで、本願寺の最高学階の「勧学職」初代を務めた後、西田の瑞泉寺住職となりました。

自謙和尚が瑞泉寺の住職となった後、天保の大飢饉が村を襲いました。その時、自謙和尚は、村人に吉野葛の製法を伝え、飢えに苦しむ人々を救いました。
この葛の製法は今に伝えられ、今も村人は冬の寒い中、雪の山に入り、葛の根を掘り、持ち帰って叩いてさらし、葛を作っています。この西田の葛は、一般には販売されていませんが、その美味なること有名です。

松江の和菓子やさんがこの葛を使って、「瑞泉」という和菓子を作っておられます。その和菓子屋さんは、何年かにわたり、葛を作っている現場に足を運び、じっと見ておられて「瑞泉」を作られたということです。

また、西田の「ヨズクの里」では、事前予約をすれば、「葛がゆ定食」を作って貰えます。
(事前予約。10人前以上。1人前1000円。葛がゆ定食は粥だけでなく、西田の特産物や山野草を使った料理もあり、好評です。)

さて、その瑞泉寺に、自謙和尚が住職の時、かの有名な「博多の仙崖さん」こと、仙崖義梵和尚がこられ、3年間も逗留なさったそうです。瑞泉寺は浄土真宗で、仙崖義梵和尚は禅宗の臨済宗です。当時の住職は自謙和尚でした。瑞泉寺は宗派を問わず、訪れる僧を迎えられたようです。
仙崖さん(以下、愛称で書きます)は、博多でもそうだったようですが、ここ西田でも酒が飲みたくなると絵を描いてお金に換えておられたようです。

瑞泉寺には、仙崖さんゆかりの品があります。
今回は、16羅漢像図と掛け軸(仙崖さんの描かれた自謙和尚の墨絵肖像画、賛は自謙和尚)を拝見しました。
これらは寺宝で普段は拝見できません。今回特別に拝見させて貰いました。

16羅漢像図の一部。仙崖さんの彩色の絵は珍しいそうです。
この絵が描かれている布は、袈裟を作る為の品だそうです。






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