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まだまだわからん石見銀山 第83話 本谷の間歩―西側斜面の間歩群

 本谷には石銀に至る谷筋のほかに、仙ノ山の中腹で西に分岐する谷(安原谷)と上部で西に分岐する谷(於紅ヶ谷)があって、それぞれに多くの間歩群が存在しています。銀の鉱脈は東西方向に幾筋も走っていて、南から一番鉉、二番鉉、三番鉉、四番鉉、五番鉉、…と順次命名されています。

 これらの鉱脈は地下から切り立つ形で縦板状に形成されていることから、坑道はその鉱脈を横断するように横に何層にも掘られています。そして所によっては、福石場と呼ばれる広範囲にわたる富鉱部を掘った場所があって、掘りぬいた結果地下に大空間が残されています。本谷には、この福石場が11ヶ所あると言われています。

 

 これまで、いくつかの有名な間歩を紹介してきましたが、そのほかにも無数とも言えるほどの間歩が確認できます。それぞれに歴史と物語が秘められていると思いますが、今では茂みの中で眠っています。そのなかでも名前が知れている間歩名だけを列挙します。ただし、現場の調査ができませんので、坑道図に基づく説明になります。

 

 (本谷の西側斜面)

 1)元釜屋山(間歩番号100番) 坑口標高361叩8什漾岾屋間歩」と指定されている坑道。坑道図には目代坑という表示もあって、事実関係がよくわかりません。坑口前には建物があった模様で、岩壁には複数の梁穴が確認できます。坑口は厳重に格子柵で封鎖されていて、中の様子はわかりませんが、強力なランプで照らすと奥で左右に分岐しているように見えます。坑口がとても小さいことから、これが本当に釜屋間歩なのか疑問が湧きます。

 

 2)助兵衛山(間歩番号95または96番) 「岩盤遺構」の下部にある数本の間歩のうちの一本。

「謎の岩盤遺構」。2003年の調査中に藪の中から見つかった。17世紀初頭頃の遺構。2段目には選鉱施設があった。雨水を導く導水溝や水溜が見える。

 

 3)大嶋山(間歩番号94番) 「岩盤遺構」の北上方にあります。坑口の標高は378叩B臉攬貳峭と南北に走る坑道と立体交差する辺りに坑口があります。

                        大嶋山

 

 4)都野津坑(間歩番号81または84番) 古地図には角津山とも書かれています。「岩盤遺構」と本間歩との間の西斜面にあります。本間歩のほぼ南向かい側といった方がわかりやすいでしょう。坑口は標高395叩K未叛召乏口していますが、坑道図を見ると、坑道は内部でループして北東に延びています。

                        都野津坑

 

 5)武田坑 本谷を本間歩から更に登ったところ、本谷の西側法面中腹に開口しているようです。坑道図を見ると坑道は北に向かい、石銀武田地区にある上蔵之丞坑までつながっています。どうしてこのような坑道を掘ったのかはわかりません。

 

(安原谷)

 6)岩根坑 安原谷の入口付近。標高359辰破未乏口している。坑道図によると、北方向と西方向に長い坑道が続いています。

 7)安原坑 安原谷を進んで、標高379檀婉瓠∨未乏口。

 8)安原上一坑 安原谷奥、北の法面を登ったところ標高412叩

 

(於紅谷)

 9)中釜屋坑(間歩番号71番) 本間歩から西に進んだ地点、於紅谷の入口に坑口があります。その標高は397叩1紅谷に沿って西に開口。奥で上釜屋間歩に通じています。如何にも奥に何かあるぞという雰囲気の間歩です。

 

 10)上釜屋坑 坑口の標高は441叩9F賛泙砲茲辰討蓮△海譴元釜屋間歩だと表示されているものがあって間歩名に混乱があります。於紅谷にあって西方に向かって掘られています。坑道図では坑口のすぐ手前北方(本間歩の西奥)に超巨大な福石場があります。

 

 11)栗林坑 於紅谷をかなり登ったところにある。4号間歩の南下。北に開口しています。(Ng)

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