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ある修学旅行のガイド

 先日の松江市乃木小学校6年生の修学旅行の案内には、総勢20名のガイドが動員されました。私が案内する班ではメモする人、写真を撮る人などに役割分担がなされていたようで、また説明にも皆さん熱心に耳を傾けていました。

大森小学校の前では、「この小学校の児童数は何人ぐらいだと思いますか?」の質問にいろいろ返事が返ってきましたが、一番近い答えが「30人」でした。花のポットの数を数えて一様に驚いていました。「では、皆さんの学校の全児童数は何人ですか?」「九百何十人です」という返答にこちらがびっくり。あとで調べたら何と986人で島根県最大の大規模校でした。島根県で最大の学校と最小の学校の取り合わせは、修学旅行ならではの出会いです。

「大森小学校は皆さんの学校に負けない自慢できるものがあります、何でしょう?」。返事は「木造校舎?、児童数?」など。「正解は学校の歴史です、明治5年の創立です」。こんな過疎の小学校の歴史の古さを、この街の伝統的文化や歴史的な景観に結び付けて考えてもらえたらと思いました。

この子供たち、道を歩いている時にも、お客さんや住民の皆さんに大きな声で挨拶していました。それに対して皆さんニコニコと笑顔を返していただきました。班長を務めていた女子児童が歩きながらこんなことを言いました。「将来、こんな田舎に住みたいな。空気もきれいだし、静かだし」。感性が豊かです。これに対しこの老ガイドは「住んでいる人にとって、買い物が大変だし、病院に通うのも一苦労ですよ」。小さな夢を壊すような会話は、ジイさんと孫のやりとりです。

帰ったら、この修学旅行の成果を班ごとにプレゼンテーションし、島根の魅力を都会に発信するのだそうです。このガイドがどのくらい役に立っていたのか、いなかったのか聴いてみたい気がしました(O)。

| ガイドつれづれ日誌 | 01:21 | comments(1) | - |
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| - | 01:21 | - | - |
コメント
 いい感じでガイドされているな、その雰囲気が伝わってきます。教育効果は間違いなしですよ。

 既に述べたところですが、多くの学校では石見銀山の滞在時間が短く、子どもたちは歩くことを急がされてメモをとる時間がなくただただ疲れて帰るケースも多かったのではないでしょうか。滞在時間の企画に課題がありました。

 一方で、来山して来た子どもたちからガイドの会に多くの礼状が届いているのは嬉しいことです。こうした礼状の発送はもちろんその学校の校長先生や担任の先生方のご指導によるものでしょうが、私はこうしたお礼をいうなどの些細なことがマナーやエチケットなど人としてあるべきことを身につけさせる教育手法として重要なことだと思います。

 現在各学校では道徳教育なるものが進められていると聞きます。私はその教育内容については知りませんが、道徳とは決して高尚なものではなく、こうした日常のなにげない行動を通じて育まれるものではないかと感じている次第です。

 それと、礼状を送ってくださる学校とそうでない学校があって、逆にその違いは何だろうなと考える時があります。おそらく先生方の気付きの違いがそこにあるのだろうと思っています。礼状をいただいた学校の先生方の指導にアッパレです。
| iso800 | 2020/11/19 7:49 AM |
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