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まだまだわからん石見銀山 第57話 石見銀山の地質

 石見銀山は世界遺産として登録されたとはいえ、その地質構造をどうみるのかについては、諸説あって未だ定説がありません。しかし、各説に共通して言われていることを大雑把に言えば、次のとおりです。

      仙ノ山の地質概略図(金属鉱業事業団1993) 

      これも石見銀山の地質図(案)の一つである。

 

仙ノ山本谷の地質断面図(日本応用地質学会中国四国支部2010)

 

 石見銀山周辺の基盤岩は新第三紀中新世(日本海が形成され日本列島が生れた頃)の久利層、大森層(約1600〜1400万年前に形成)という流紋岩質火山礫凝灰岩、砂岩などからなっています。この層は石見東部に多く見られます。石見銀山地区では代官所前広場にある西南戦争の慰霊碑が建っている岩層がそうです。その層は福神山間歩辺りまで続いています。

 

 その上に、都野津層群というシルト〜砂岩からなる堆積層があります。この都野津層群は石州瓦の粘土に利用されています。新第三紀鮮新世の終わりごろ(約300万年前)から第四紀更新世(約100万年前)までに堆積してできたと考えられます。また場所によっては石英砂層もあります。

 

 その後第四紀更新世のころ(約200万年前から100 万年前)にその久利層と都野津層群を突き破る形で火山活動が起きました。それが大江高山火山群です。この火山活動は地下から安山岩〜デイサイトという熔岩を貫入させました。その結果、要害山(山吹城山)、矢滝城山、大江高山のような熔岩・火砕岩からなる、釣鐘を伏せたような山体(熔岩円頂丘群)を生みました。また仙ノ山では火口から放出された噴出物が堆積して山体が形成されました(火山砕屑丘)。

 

 その後地震など様々な原因によって断層などが生じる一方で、約150万年〜100万年前にその断層面や火山砕屑岩などの中に地下から上がってきた火山性の熱水が染み込みました。その熱水は地表に近づくと、熱水に含まれていた金属成分が沈殿して金銀銅などの鉱脈あるいは鉱床(熱水鉱床)を形成しました。(Ng)

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コメント
 筆者(Ng氏)は、上記に、『第四紀更新世のころ(約200万年前から100 万年前)にその久利層と都野津層群を突き破る形で火山活動が起きました。それが大江高山火山群です。……(中略)……その結果、要害山(山吹城山)、矢滝城山、大江高山のような熔岩・火砕岩からなる、釣鐘を伏せたような山体(熔岩円頂丘群)を生みました。また仙ノ山では火口から放出された噴出物が堆積して山体が形成されました。』としるしておられます。

 私は、石見銀山の近くに活火山の三瓶山があるので、石見銀山の仙ノ山については三瓶山火山帯との関わりを想像していたのですが、大江高山火山群との関わりだったわけですね。
「200万年前頃に作られた大江高山火山群の火山活動により、石見銀山の銀の鉱床が形成された」ということだけは、私の頭の中の記憶箱に入れておきたいと思います。
| 沢村俊介 | 2020/09/12 11:48 AM |
 お説のとおりです。大江高山火山群の活動時期(噴火時期)は約200〜100万年前、それに対して三瓶火山の活動時期は約10万年前〜。時期的にはone order違います。
| Ng | 2020/09/12 7:06 PM |
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