<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

カテゴリー
最新の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
月別の記事
リンク
サイト内検索
その他
美味しんぼ 109 (ビッグ コミックス)
美味しんぼ 109 (ビッグ コミックス) (JUGEMレビュー »)
雁屋 哲
著名なグルメ漫画に『日本全県味巡り 島根編』が登場しました。石見の食の幸も色々紹介されています

国銅〈上〉 (新潮文庫)
国銅〈上〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
帚木 蓬生
天平の世、大仏造営の命を受けて奈良へと旅立つ青年の苦難の人生を軸に、当時の人々の生き様が素朴で力強く描かれた良書
SPONSORED LINKS
MOBILE
qrcode
<< ガイドがオススメ | main | まだまだわからん石見銀山 第49話 銀はいくら産出されたのか >>
シルバーラッシュは何故起きたP-19

☆ホップステップジャンプ・目指すはインド☆

 ポルトガルは西ヨーロッパで強力な中央集権政権を一早く確立、王命でインドへの航路を模索します。イスラム圏を回避しアフリカを迂回するとインドにたどり着くに違いないと考えたのです。勿論目的は香辛料です。

 ポルトガルはまずアフリカ西海岸へのルートを築き、次にアフリカ南端「嵐の岬」(当初ポルトガル船がこの地に来た時嵐で海が荒れていて先に進むことを断念したことで「嵐の岬」と呼ばれたが後にポルトガル王が、東方への航路発見に希望を抱き「喜望峰」としました)、そしてついにバスコダガマにより、目的地インドのカルカッタへのルートを開拓します。そうです、インドについたのです。

 ポルトガルは、インドの「ゴア」を占領し、「総督府」を建設しアジアでの拠点とします。せっかくはるばるインドに来たのだからもっと東にも行ってみようよ的な感じで、東南アジアに進出します。マレー半島の「マラッカ」、そしてモルッカ諸島(香辛料の産地)を占領。その後なんと中国の「マカオ」に居住権を獲得したのです。

香辛料の産地モルッカ諸島

 ポルトガルは当初中国(明)に国交を申し込みますが、明はポルトガルの商品には全く興味を示さなかったのです。我が国と交易したかったらもっとましなものを持って来いよ、例えば銀だよ。的な感じで相手にされなかったのです。当時の明は「北虜南倭」という頭の痛いことがあったのです。銀の需要は高まっていました。そして、この時期倭寇のやりたい放題に苦慮していました。

 実は、この時期の倭寇は、日本人主体の前期倭寇と異なり、その中身は中国人主体の密貿易商人(時には海賊行為も行う)これらが横行したのは、他でもない明自体の「海禁政策」(中華思想による朝貢貿易でのみ貿易できる)による密貿易の多発がもとなのです。頑丈なポルトガル船はこの煩い倭寇を撃破することで明(中国)の信頼を得マカオでの居住権を得たのです。以来インドの「ゴア」が返還されたのが20世紀半ば、中国の「マカオ」が返還されたのは20世紀末でどちらも長くポルトガルの植民地でした。(銀爺)

聖ポール天主堂跡(マカオ)

| 銀山 むかし語りいま語り | 00:01 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| - | 00:01 | - | - |
コメント
コメントする