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山師と山相学

 「やまし」といえば「いかさま師」を連想しますが、石見銀山では大変優遇された特権階級でした。石見銀山で山師と認められると苗字帯刀が許され、武士に準じた扱いとなります。

一般には、鉱脈の発見、鑑定、鉱石の採掘事業を行う等の他、投機的な事業で一攫千金をねらう投機師的な要素もあるようです。

江戸初期石見銀山で大活躍をした山師・安原伝兵衛

 江戸中期に「佐藤元伯」の「山相秘録」なるものがあります。言わば山師の虎の巻のようなもので、山相学(人相、手相のように山にも山の相がある)の本です。

要約すると、夏の雨上がりの昼間北側から遠目に山を見ると山が光って見える事で鉱山が分かる。これが第一段階で「遠見の法」。

 次に行うのが「中夜望見の法」で眠っている金属の種類を見分ける方法ですが、夏から秋にかけて月のない良く晴れた日の夜繰り返しよく観察すると、金は華、銀は龍、銅は虹、鉛は煙り、錫は霧に似た精気が立ち上る由。

そのメカニズムは、夏季の暖かい雨が地中の鉱物を蒸し太陽は地下に廻って鉱物を熱し、その結果鉱物はそれぞれ特有の精気を空中に発散するのだそうです。

山師の虎の巻・山相秘録

 果たしてこの方法で鉱山が発見できるとは到底思えませんが、山師たちは大切にしたのですね。精気が見えないのは修業が足らないという事なのでしょうね。

 現在は理論を立てその後に結果を見つけますが、江戸期は実態が先に有りその後に理論を当てはめるという事でしょうか。又風水や陰陽五行を当てはめるなど、お見事と褒めたくなるような理論をも当てはめています。そんな中、川下で鉱石を見つけ川をたどって上り鉱山を見つけるような実践向きの発見法もあります。

 いずれにしても山師の山感に頼ることになったのでしょうかね。鉱山を発見すれば文字通り「一山当てる」という事でハイリスクハイリターンの世界である事は否めませんですね。一山当てることは男のロマンだったのでしょうかね〜。(銀)

山組頭・高橋家住宅

| 銀山 むかし語りいま語り | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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