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石見銀山と無宿人その2

 石見銀山ガイドをしていてよく「銀山では佐渡のように罪人を使っていたのですか?」と聞かれます。答えは先週のブログの通りでした。(短期間使った記録がありました)

当初佐渡でも、水替え人足は募集で、重労働ではあるが高賃金のため周辺の村々は潤ったそうでした。しかし坑道が深くなるにつれ労働環境も悪化その上多くの人夫が必要となり人夫不足が深刻になりました。

一方天明の大飢饉により村を捨てて江戸周辺に多数の無宿者が増え無宿者による凶悪犯罪が多発し治安が悪化しました。その予防対策として、犯罪予備軍である無宿者を捕らえ彼らを佐渡金銀山に送り不足している水替え人足として使用したのです。

天明の大飢饉図

 というわけで、佐渡送りになった者は必ずしも罪人ではなかったのです。今の時代では考えられない「罪を犯す前に犯しそうなものを捕えてしまえ」と云う事でしょうか・・・。

元々は犯罪者の更生の意味合いもあったようで、作業に応じて小遣い銭が貰え年を経て放免の暁には幾らかの蓄えを持って故郷に帰る事が出来る建前ですが、水替え作業は過酷で3年以上は生存できないと云われたほどで逃亡も後を絶たなかったそうです。

石見銀山でも坑内の湧き水には苦労をしていますが、佐渡では江戸後期には、採掘現場が深くなりそれと同時に大量の湧き水が出るなど、佐渡の湧き水、出水は石見銀山の比ではなかったようです。因みに石見銀山で無宿者の従事した仕事は「柄山負い」(掘り出した岩石を外まで運び出す仕事)と記されています。(銀)

柄山負い

 

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