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紙幣と石見銀とブラックホール関連付けました

 新紙幣が発行されるとのこと。また、ブラックホールが初めて映像で撮れました。今回はこのビッグニュースに因んで、石見銀フィーバーに触れてみようと思います。

2024年、新紙幣発行イメージ

 13世紀、マルコポーロの「東方見聞録」で「中国の皇帝は紙をお金に変えてしまう。錬金術師」とヨーロッパにつたえたとか。

 世界初の紙幣はさらにさかのぼり10世紀の頃「宋(そう)」の時代に造られた「交子(こうし)」と云われています。当初は商人の間で取引用に使われたそうです。紙幣を造るには製紙技術と印刷技術が不可欠ですから、両方の技術が出来ていた中国で紙幣が出来たのはうなずけます。

「元」を経て、「明」の時代になると、「大明通行宝鈔(だいみんつうこうほうしょう)」という最大級の紙幣(A4サイズ)も発行されました。紙幣にはニセ札防止の警告文も印刷されていました。それによると犯人は死刑、通報したものには賞金のほかに副賞として犯人の財産が与えられたそうです、これは効きますよね。

「明(中国)」の紙幣「大明通行宝鈔」

 当初はそれなりに信頼され使用されていた紙幣も15世紀に入ると度重なる戦費捻出で乱発し15世紀半ばには信用を無くし、15世紀の終わり頃には使われなくなりました。紙幣に代わって注目されたのが「銀」だったのです。広大な中国で銀の需要は半端なく、納税や万里の長城整備・軍費等、まるでブラックホールの如くに世界の銀を飲み込んでいったのです。そういえば、先日世界で初めてブラックホールの撮影に成功したそうですね。

世界初のブラックホール撮影に成功

 16世紀前半博多の商人「神屋寿禎」による石見銀山開発はそんな時代にあり、当時日本では見向きもされなかった銀は朝鮮半島を経由して明に流れました。朝鮮からは代わりに木綿が大量に輸入され16世紀末には木綿がわが国に溢れます。その後ポルトガル・日本・明の三角貿易により、大量の銀が明へ流れ、大量の絹が日本に輸入されたという事です。合わせて戦国大名は銀で硝石(火薬の材料)を血眼になって買い求めたのです。これがシルバーラッシュとなった舞台裏だったのですね。(銀)

15世紀前期銀鉱石が積出された「鞆ガ浦」港

 

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