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石見城跡と神話の世界

 大田市仁摩町大国の和田地方に、神話の遺跡として知られている「駒繋岩」が残されています。

 

         駒 繋 岩

 

 太古の昔、この地方(和田地方)は海から数キロメートルの入り海となっていました。

 出雲国風土記の巻頭で「国来い!国来い!」と島根半島を引き寄せられた国引きの神様(八束水臣津野命)は、大国の和田地方に来られ、巨石の「駒繋岩」に乗馬を繋いで、対岸にそびえる龍厳山(龍岩)に小舟で渡られました。

 当時は、対岸の龍巌山は波が打ち寄せ、岩肌に這っているノウゼンカズラは、見事に紅葉して錦のように美しかったと言われています。あまりの美しさの岩に、国引きの神様は感動され「岩を見る国」と言われました。

 これによって、この地方を「石見の国」と呼ぶようになったとの神話が残されています。神話の中では大国の和田地方は、国号・石見の国の発祥の地と伝えています。

 ただ、国司が管轄する歴史上の石見の国は、大化の改新後に設置されました。

 

 南側方向から見た龍巌山「通称:龍岩(たついわ)」

 

 最近は少なくなりましたが、以前は赤く紅葉した👆ノウゼンカズラが、大国の龍巌山の岩を覆い尽くすほど這い登っていました。

 

   西側方向から見た龍巌山(標高153m)

 

 山頂には、世界遺産に登録されている「石見城跡」があります。

 龍巌山の麓から見て対岸側の山手には「駒繋岩」が往時を偲ぶように残されています。太古の昔は、この龍巌山の麓にたどり着くには、対岸から小舟を使って渡ったと言われています。

 この神話は、大国の地にまつわる古代遺跡として伝承され、石見八幡宮縁起書に記述されています。また、この付近から古代の住居跡が発掘され、駒岩遺跡としても調査されています。

 

 この「駒繋岩」の遺跡は、明日の木曜日「石見城跡と神話の世界」と題した、仁摩公民館主催の「大田の歴史講座」のフィールドワークの中でご案内する予定です。

 他にも石見八幡宮、井戸平左衛門府君遺沢の碑、安井好尚頌徳碑、石見城跡(又は虹が谷城跡)、高野一族の墓、勝音寺跡などをフィールドワークのコースに入れています。

 60数名の参加者の皆さんを石見銀山ガイド5名で対応します。秋晴れになることを祈るばかりです。

                   文 責(T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| ガイドつれづれ日誌 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
一般募集もあるといいですね。
| Sachiko Egawa | 2018/11/22 9:16 AM |
 Egawaさん、お早うございます。
 いつも当ブログ(銀山通信)をご愛読頂き有難うございます。
 この「大田の歴史講座」は、昨年から市内の各公民館が主催で開催されています。仁摩町の場合は、町内在籍の石見銀山ガイドを中心に、公民館から依頼を受けて現場をご案内しているものです。
 来年度も実施されるか分かりませんが、年度初めに最寄りの公民館にお問い合わせ頂けると、年度内の講座予定が分かりますので、市外からの参加も可能かも知れません。

| 石見銀山ガイド(T) | 2018/11/23 7:28 AM |
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