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吟行短歌集からみた石見銀山

6月に日本歌人クラブ中国ブロック研修会で石見銀山を訪れた35名の中国地方の会員の皆さんを3人のガイドで案内した縁で、このほど吟行短歌集「世界遺産石見銀山と人麻呂の足跡を訪ねる旅」の冊子をいただきました。短歌集から、わずかな時間の中で町並み、龍源寺間歩を歩かれガイドの説明も聞くかたわら、作品作りのため、みなさんは課題をもちつつ、五首の作品作りがあったようできめ細かな観察をもしておられた姿を短歌集から感じ取りました。

筆者は、皆さんをガイドする際、まず、ここからご紹介しました。佐和華谷の碑文です。 「華谷之野 問道唐虞 耕耰未輟 白日将暮」 この碑文は蔵泉寺口番所付近に設置してあります。 読み  (かこくのや みちをとうぐにとえば こういういまだやまざるに はくじつまさにくれんとす) 

佐和華谷の碑文

 

ガイドするにあたり熱心に聞き入っていたことを思い出しています。みなさんご苦労様でした。そしていい短歌が出来上がり皆さんにご紹介します。

 

・銀山に働く男のなぐさみに賭場ありしとう石見の往還

・間歩まであと400メートル「顔( がん ) ( ば ) って」力貰ひぬ頑張り歩く

・龍源寺間歩ひややけし一山に銀出づ世界の三分の一

・立ち止まる横道に入る仰ぎ見る時かけて歩む銀山の町

・水を抜く作業の歌が残りたる巻き上げるのは男ではなし

・銀山へ向かう小径の茱萸( ぐみ ) の実や暗き紅ふたつみつよつ

・銀を掘る目印という羊歯( しだ ) の名をヘビノネコザと聞くは親しき

・ともりゐる灯りめぐりて苔生ふる銀山間歩の岩の親しき

・山が光った 銀がある 江戸時代石見の神屋寿禎の眼力

・岩肌に掌当つればひんやりとノミの跡あり無限につづく

・銀山の坑道の岩硬くしてノミ一本で掘りし跡あり

・シダ類のヘビノネコザが密生し人に暴かる銀眠る山

・遺産なる石見銀山通る人溢れたりしか立葵咲く

・三度目にやうやう入り得たる暗き間歩ひおい坑の奥に堀子の息衝き

・大田駅銀山土産どれにしよ貴方はなあに いも代官よ

立葵

 

吟行短歌集の中から、石見銀山の様子を詠んだ作品15首ご紹介いたしました。

掲載にあたっては、島根県代表幹事である石橋氏の許可を頂きました。有難うございました。(S)

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