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「潜伏キリシタン」と「かくれキリシタン」

 今日は2日前のAさんのブログを引き取り、補足する意味で表記の話題を。先般、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録され、学校で学んだ歴史のなかでは、あまり馴染みのない「潜伏」という言葉が使われています。はじめは、「かくれ」が「潜伏」という言葉に言い換えられたのかと思いましたが、そう単純でもなさそうです。いままでの「かくれ」とはどう違うのか、少し調べてみました。読んだ本は「カクレキリシタンの実像」宮崎賢太郎著(吉川弘文館:2014)と「消された信仰「最後のかくれキリシタン」−長崎・生月島の人々」広野真嗣著(小学館:2018)。

 結論から述べると、この二つの「キリシタン」の違いは、明治期にキリスト教の禁教が解かれた時に「潜伏キリシタン」はカトリックに復帰したのに対し、「かくれキリシタン」はその後も、カトリック教徒には復帰せず、民族信仰と結びついた独自の信仰形態を守り続けた人たちです。

 「かくれキリシタン」では、長崎県平戸市の生月(いきつき)島が有名で、今でもオラショとよばれる祈りの言葉やキリスト教的な要素をとどめる儀礼などが連綿と伝えられています。しかし、今度の一連の構成資産のなかには生月島は入っていませんでした。“もはやキリスト教ではない”というのがその理由の一つらしいのです。その是非はともかくとして、このままだとオラショやその儀礼を伝える人たちは早晩いなくなってしまうことを懸念します(O)。

| ガイドつれづれ日誌 | 00:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
さすが、「O」さん、潜伏キリシタン、隠れキリシタンの違いよく分かりました。
生月島が構成資産に入らないって、いかにも西洋的な考えだなーと思いますが、顕著で普遍的ではないという事になるのですよね。個人的には隠れキリシタンのほうが個性があり興味そそりますが・・・。
| ginji | 2018/08/30 8:12 AM |
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