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石見銀山の香りの風景(2)アロマテラピー

 江戸時代末期、備中笠岡の町医者宮太柱が鉱山病対策を講じるため、大森銀山に招かれました。その時、宮太柱が開発したのがご存知の「福面」と「薬蒸気法」といわれるものです。石見銀山資料館に展示してある「薬蒸気法」の図をみると、唐箕を10台連結させ一人で手回しして通気管を通じて坑道の中まで新鮮な空気を誘導しているだけでなく、その中間部分に釜で薬草を蒸留する装置を置いています。ただし、蒸留した気化した香気成分あるいは薬効成分が途中で冷やされて液化して効果が減衰していたかもしれません。

 それはともかく、この方法は今で言えばまさにアロマテラピー(芳香療法)です。具体的な疾病防除というより、自然の香りによって坑内作業員のストレス緩和など心理的効果をねらったものなのでしょう。 

先日、南米各地でスペインの経済史を教えておられた上智大学の先生をご案内しました。石見銀山では、強制労働はなかったという話に加え、呼吸器疾患対策など上述したハード面での対策、そして「銀堀御取囲」などのソフト面での施策などのお話しをしたところ、スペインが支配した南米の鉱山との対比でこれらの点をもっと強調した方がいいのではとアドバイスを受けました(O)。

 

| ガイドつれづれ日誌 | 02:34 | comments(1) | trackbacks(0) |
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銀山御料任侠医師(やくざいし)会夏季句会
(於:領内某御典医薬局)

あろッ、まあ!と寺で護摩焚く大麻草 修験者

薬(ヤク)と毒処方間違いアルマジロ 南米シャーマン

鼻づまり鯔のつまりが道まよい    芳香音痴

*撰者逆選
鷺烏(さぎからす)脱いで謝るトリカブト

強しんぞう剤(弱毒性)

小生、一時期、「毒草」に凝った事があります。
何も、「憎っくきあいつを・・」というわけではなく、山菜や野生果実の可食判断の参考のためです。
ちょっと調べて痛感したのは、「薬草」と「毒草」の境界がかなり曖昧という事です。
何事も処方次第という事でしょうか。
薬草、香草、鉱物(丹、亜ヒ酸ほか)など民間で伝習された”智慧”の掘り起しなども近世までの地域研究の面白いテーマだと思っています。

| どっと・かめ | 2018/07/05 12:05 PM |
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