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「山陰中央新報「名窓」の記事から

国宝松江城の展示物が展示替えの準備で5月末まで空っぽの状態という記事を読みました。

その姿は400年前の姿ともいわれています。松江市は天守閣の魅力を高めようと展示されていた163点の武具、模型などが搬出されて広々とした天守内部を見ることができるとPRしています。これまで展示品で隠れて見ることのできなかった狭間と呼ばれる窓、当時設置されていたとする便所などの部屋の痕跡が確認できるといいます。この姿を体感してもらおうと現在一般公開が行われています。

 

 4月8日付 山陰中央新報「名窓」にて記事が紹介されていて、この松江城の様子を石見銀山で一般公開されている龍源寺間歩には人形などの展示がないことの良さ、つまり展示物のない姿の松江城の姿にたとえて掲載されています。さすがに石見銀山を知る記者のすごさを感じました。

 それは国内の金銀山の坑道で人形の置かれている姿を筆者も確認していますが、お客様の観点から考えれば迫力もあるし、当時の姿をうかがい知ることもできますよね。それはそれでいいでしょう。石見銀山の間歩、筆者の記憶では、江戸時代の銀鉱山の姿、そのままをお客様に見て頂こうという配慮があったと聞いています。その様子を石見銀山のガイドさんは来訪されるお客様に「いかに魅力ある石見銀山の鉱山」として解説できるか苦心して日々研鑽して努力しているんですね。

 平成18年5月に開催された金銀銅サミットにおいて、佐渡の高野市長は佐渡金山で金の採掘風景をろう人形で再現したことに触れ「観光面で手を入れすぎた」のが反省点だと述べられています。つまり大量の観光客をすべて受け入れてきた失敗を反省としています。このことでは、石見銀山は、町の人たちとじっくり話し合い、今日まで石見銀山遺跡を守ってきた自負があります。その一つが住民憲章とも思っています。


 元大田市長竹腰創一氏は著書「ふるさとの未来へ大切にしたいこと」の中で、観光客の利便性向上と住民生活を守ることをどう両立させるかについて、―嗣雲験茲鮗蕕襦環境を大切にする。自然と遺跡と人々の暮らしが調和した石見銀山を利便性の側面から、せっかちにみせようとせず、じっくりみてもらうよう工夫する」としています。そのことを基本として観光スタイルを方向付けるとしてバスを廃止しパーク&ライド方式が導入された経緯があります。私たちガイドはこのことから石見銀山に訪れるお客様に、ガイドと歩き「ゆっくりと石見銀山の魅力を訪ねよう」と勧めてきています。

 

 石見銀山世界遺産登録10周年が経過した今、さらなる未来に向かって、石見銀山遺跡の抱える課題について来訪されるお客様目線での改善が必要時期にきている」と筆者は強く訴えたいです。(S)

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