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山陰の雪は重たい

   吉永小百合が主演した「夢千代日記」の原作者、脚本家でもある早坂暁さんが数日前亡くなられました。筆者はこのドラマが大好きで、何回もビデオを借りては見ていました。場面は山陰でも雪深い但馬地方の湯村温泉。ドラマでは、吉永小百合が演ずる原爆症を患う芸者「夢千代」と、彼女の周辺に交差する様々な人間との触れ合いや葛藤を通じての人間模様を哀切をこめて描かれています。そして、主要な場面では雪が霏々として降り積んでいました。「夢千代」は傘に降り積もった雪を払いのけるようにして、前に踏み出します。山陰の重たい雪が、このドラマを象徴しているかのようでした。

夢千代日記の舞台湯村温泉

2009年1月事務所前の雪景色

冬の銀山公園 どっしりと積もった雪 

 

ご存知のように、本年度のノーベル平和賞は、核廃絶を訴えたICANに贈られました。授賞式では、サーロー節子さんとカズオ・イシグロさんが応援スピーチをされ、聞く人に深い感銘を与えました。できれば、30年間原爆詩の朗読を続けてこられた吉永小百合さんの朗読も、全世界の人に聞いていただきたかった(O)。

夢千代の夢の間(あわい)やしずり雪 

| ガイドつれづれ日誌 | 02:23 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
《祈り 語り継ぎ 哀惜》

戦後日本に曲がりなりにも、平和を希求し、弱者の辛苦を哀切し、何かを訴えること「静謐」を美徳とした時代があった頃、3人の女性の言動がいつも気になっていました。

美智子皇后 吉永小百合 石牟礼道子。

私は3人の方々とも年下ですが、不遜ながら
「このひとたちの存在を欠く時がいずれやって来る。その時、日本というたとえ”擬制”ではあったとしても大きな”共同体”を実感できる一つの炬火のようなものを失うかもしれない」
と時折思っています。
ひとつの元号が終わろうとし、次代を象徴する”女性”が、AKBや元小学校名誉校長、パンダのシャンシャンであるようなこの国が、「身捨つるほどの祖国」なのかどうか。時間は残されていないような気がします。

吉永小百合が原爆詩を朗読したこともある平和記念公園の対岸にあるのが「原爆ドーム」。
言うまでもなく世界遺産です。
登録正式名称はHiroshima Peace Memorial。
石見銀山遺跡は、この究極の「平和記念碑」と同じ理念で選定されている事に、我々はもう少し思いを馳せたほうがいいのではないかと思います。

町起こしや、地方創生や、観光振興や、インバウンドや、なんたらかんたらや。確かにその辺りをサミット開いて語り合うのはカッコいいです。しかし、石見銀山遺跡は、ヒロシマ、アウシュヴィッツ・ビルケナウ、ビキニ環礁群とも地続きの「人類遺産」であることも時に思い出すのは無益では無いような気がします。

本堂の屋根に朱を刷(は)くしずり雪
雪しぐれ波濤崩れて夢胡蝶       亀鳴
| どっと・かめ | 2017/12/21 12:01 PM |
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