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昆布山谷発掘調査

29日、ワンコインガイドでご案内したお客様がとても熱心にご覧になられていたので、ガイド終了後、昆布山谷の発掘調査もご案内しました。

第二中学校の生徒さんたちが銀山学習で見学していましたので、その続きで、発掘調査員の方に説明していただきました。

 

 

現在発掘しているのは、17世紀後半の「灰吹き法」による銀の製錬跡ということです。

写真の場所は、選鉱、製錬等の跡と思われるということです。

写真左上青い塵取り付近には、選鉱に使用した木桶の底板ではないかと思われるものがありました。

300年以上も前に使われていたと思われる底板がそのまま発掘されていることに感動しました。

 

 

大量の「ユリカス」(選鉱の際できる鉱石の残滓)も発掘されていました。

 

ワンコインガイドの最後に「灰吹き法」の話をした直後のことでしたので、お客様はその「現場」を見ることができたと

大変喜ばれました。

本谷の遺跡・遺構群も素晴らしいのですが、昆布山谷の遺跡・遺構群も素晴らしいので、ここをお客様にいい形で公開できるようにならないものかと思います。(A)

| ガイドつれづれ日誌 | 07:28 | comments(1) | trackbacks(0) |
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| - | 07:28 | - | - |
コメント
 石見銀山は世界的な規模の鉱山だった訳ですが、今現地を訪ねてもそのスケールの大きさを実感できません。

 現在公開されている坑道跡は2箇所です。そのうち龍源寺間歩は一本の坑道を坑口から160辰泙埜せていますが、直線道があるのみで、兵庫県の生野銀山で公開されているような採掘現場の凄さが実感できません。また、岡山県の吉岡(吹屋)銅山笹畝坑道で公開されている採掘現場は何か恐ろしくて迫ってくるような臨場感がありました。それが龍源寺間歩では感じられません。

 ただ、この7月から大久保間歩の見学箇所が拡大され奥にある福石場の一部が見られるようになりました。そこに身を置くと、「なるほどこれが世界の1/3近い量の銀を掘った時期があった石見銀山か」と思います。しかし、残念ながら公開部分があまりにも狭く、何か出し惜しみをしている印象を与えています。もちろん予算の制約と安全第一を心掛けた結果今日の状況があるかとは思いますが、石見銀山全体に言えることは、やはり見せる努力が足りないということです。

 この見せる場として、昆布山谷は最も適切な場です。昆布山谷は石見銀山採掘の早い時期から開発されました。本格的な坑道跡も多く、露頭堀跡や近代の操業跡もあってバラエティに富んだでいます。もっとここに手を入れて見せる努力をお願いしたいものです。

 現在龍源寺間歩だけを見学されて帰られる観光客が多いのですが、「石見銀山は世界遺産だというけれど、一本の穴があっただけで大したことはなかった」という感想を持たれる方も多いのです。
| iso800 | 2017/09/30 11:31 AM |
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