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牛のいる風景(5)

 ”牛は追う、馬は引く”と言われるように、牛は後から追い、馬は前から引っ張って働きを制御します。牛は頑固で、馬は従順なイメージですが、手綱さばきによっては、牛を碁盤の上に乗せることもできます。輸送手段や農耕用としては、牛はもっぱら雄が使われました。身体の大きさは、圧倒的に雄が雌より大きいからです。一方、馬は雄は雌よりやや大きい程度でそれほど体力に違いはありません。競馬の重賞レースで時々雌が優勝したりします。

銀を運んだ際の姿

 

 近世、荷物の運搬手段として、険しい山道などは牛、平坦な街道筋などは主として馬が用いられたようです。この運送手段をめぐり、嘉永7年(1854)に出雲の久村で騒動が起こったそうです。出雲市多伎町の奥田儀や佐田町にかけては、江戸時代中期から田儀櫻井家の経営するたたら製鉄がさかんに行われたところです。この山奥から海岸部に鉄や木炭を運んだのが牛でした。帰り道、背中を空にして帰る牛に目を付けたのが魚や塩を扱う業者でした。ところが、街道筋、今で言えば国道9号線に沿っては馬士(うまかた、まご)が公用の荷物運搬だけでなく、民間の荷物運送の権利を与えらていたようで、「俺たちの生活権を奪うな!」と抗議をし、牛の背の載せた荷物 を差し押 さえてしまうという事件が発生しました。結局この騒動は、荷物の数量に応じて、馬士に一定の「上銭」を払うことで決着したようです。 鼻息の方は、どうやら牛より馬の方に軍配が上がりそうです(O)。

| ガイドつれづれ日誌 | 00:27 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
 「牛は追う、馬は引く」ですか。イメージとしてよく理解できます。昔農家では牛を飼っていました。子どもの仕事の一つに、牛の運動というのがありました。夕方に自家の牛を散歩に連れ出すのです。

 そのとき、牛の前で手綱をひくと牛は抵抗して動かなくなり、やむなく後にまわるのです。そうすると、牛は進みました。当時は、「この牛は先頭をとりたいのか、でしゃばりだな」とか「人間に飼ってもらっているのにそこがわからないのか、無礼なヤツだな」とか思っていました。牛は元々そういう性格なのですね。そういえば、飼い犬の散歩でも、犬は人より前に出たがります。

 馬はと言うと、馬子が口元で手綱をとったり人が前を進むという光景を見かけます。それに、馬の後にまわると蹴られそうな恐怖感があります。

 昔牛が水のはってある田んぼでシロカキをしているのを見ると、牛は水の中でも平気なのかなと思っていた。ところが、馬が水田の中で仕事をするところは見たことない。あれも性格の違いなのか。牛馬といってもいろいろですね。
| iso800 | 2017/08/03 7:47 AM |
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