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牛のいる風景

 バスで大久保間歩への登山口である原田駐車場へ向かう途中、休耕田を利用した牛の放牧風景を見ることができます。牛の姿を見たとたんに、ガイドの話はそっちのけで歓声をあげられるお客さんも結構おられます。今、牛は牛舎につながれ、人の眼に触れることがほとんどなくなりました。最近、大田から大森に向かう道すがら、久利の「ねずみ淵」という看板の周辺で休耕田を利用した牛の放牧が行われています。去年は「黒毛和種」でしたが、今年は何故か乳用種の「ジャージー種」です。

この辺りは、ガイドの会の佐藤重利さん等の熱心な活動もあり、休耕田や遊休地などの荒廃地での放牧が盛んです。牛はこれらの未利用資源を利用して栄養を補給し、かつ景観を保全するという重要な役割を担っ ています。また、放牧で視界が開けることにより、イノシシなど野生動物の侵入を防ぐ効果もあるようです。 奥深い山間地の集落には、必ずどこかに人が住んでいない地域との境界があります。里山と奥山がせめぎ合っているところです。今日本の山間地では、一段と過疎化が進み、集落が機能を果たさなくなり、集落が放棄されて里山の奥山化がどんどん進んでいます。十数年前、丁度こんなところに一人住まいしておられる高齢の女性に話を聞く機会がありました。こんな寂しいところに一人で住んでおられ、不安ではありませんかみたいな質問をしました。これに対して、その方は「これより奥に牛が飼われているところがあり、だから安心していられるのです」と言われました。人にとって牛は経済動物としての役割だけでは計れない存在になっています(O)。

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