世界遺産サミット会議あれこれ
2017.11.12 Sunday
11月10日、世界遺産サミット会議が開かれました。
首長会議では、それぞれの地域の首長さんたちが、自分の所の世界遺産について熱く語られたのが印象的でした。
採択されたサミット宣言には、ガイドの重要性も盛り込まれていました。これを真剣に受け止めて今後に生かしてほしいと思いました。
交流会の場でお話をさせていただいた方の中には、「石見銀山」は、ガイド必須の世界遺産であると明確にして、来訪者にガイドと歩くことを義務付ける方向を目指すべきではないか(世界遺産の中にはそういうところもあるということです)と言われた方もありました。考えさせられました。
別の方は、ガイドさんの立ち位置を行政がもっとはっきりさせて、支援していく必要があると言われました。心強く感じました。
高島礼子さんと久保美智代さんのトークセッションは、お二人の世界遺産や歴史への関心が深く、楽しく聞かせていただきました。
日本観光振興協会の中村さんの閉会挨拶が嬉しかったです。
中村さんは、冒頭、朝大田町から久手町までランニングをしているとき、出会う子どもたちがみんな「おはよう」とあいさつしてくれたのですがすがしく感じた、全国各地に行くがこんなことは、初めてだと話されました。
以前、当欄で、邇摩高校の生徒が挨拶をしてくれると紹介したことがあると思いますが、だれにでも、挨拶が交わせる風土を大事にしたいものだと思いました。(A)